下張り工法とは？ベタ張り・袋張りの違いを解説
良い家をつくりたい。
先生、『下張り工法』について教えてください。
建築とインテリア研究家
『下張り工法』は、壁紙を貼る前に下張り紙を貼る工法です。下張り紙の貼り方によって、『ベタ張り』と『袋張り』の2種類があります。
良い家をつくりたい。
ベタ張りとは袋張りとの違いは何ですか？
建築とインテリア研究家
ベタ張りは、下張り紙を壁紙の全面に接着剤で貼り付けます。一方、袋張りは、壁紙の合わせ目にのみ下張り紙を接着剤で貼り付けます。
下張り工法とは。
住宅の内装で使われる「下張り工法」とは、下地の壁や天井に 壁紙用の接着剤を塗布して下張り紙を貼り、その上に壁紙を張る方法です。下張り紙の貼り付け方により、「ベタ張り」と「袋張り」があります。
下張り工法とは
下張り工法とは、建物の外壁に下地材を貼り付ける工法です。下地材は、モルタルやサイディングを貼るための基盤として機能します。下張り工法を行うことで、外壁の強度や耐久性を向上させることができ、また外壁材の取り付け精度を高めることができます。
ベタ張りと袋張りの違い
ベタ張りと袋張りの違い
ベタ張り工法と袋張り工法は、どちらもタイルを張る際に用いられる工法ですが、その構造に違いがあります。ベタ張り工法では、タイルの背面全体に接着剤を塗布して貼り付けます。これにより、タイルと下地の接着力が強くなり、耐久性が増します。
一方、袋張り工法は、タイルの四隅にのみ接着剤を塗布して貼り付けます。この工法では、タイルと下地の間に空洞ができるため、ベタ張り工法と比べて接着力が弱くなります。ただし、袋張り工法は施工が簡単でコストが安価というメリットがあります。
ベタ張りのメリット・デメリット
ベタ張りのメリットベタ張りとは、土台全体に断熱材を敷く工法です。床下全体を断熱することで、熱効率が向上し、冷暖房費を節約できます。また、結露やカビの発生を抑制する効果もあります。さらに、土台の耐久性が向上し、シロアリなどの害虫被害を防ぐこともできます。
ベタ張りのデメリット一方、ベタ張りには次のようなデメリットもあります。初期費用が高額になること、工期が長くなること、床下に収納スペースが確保できないことがあります。また、湿気がこもりやすいため、換気を十分に行う必要があります。
袋張りのメリット・デメリット
袋張りは、畳表が畳床の周辺を覆い、縁が畳床より一段低くなる工法です。袋張りのメリットとしては、畳目が目立たない美しさや、縁が畳床に直接触れないため擦れや汚れに強いことが挙げられます。また、湿気を逃がしやすく、通気性に優れているため、カビの発生を防ぐ効果もあります。しかし、デメリットとしては、畳表を完全に固定できないため、畳がズレやすいという点があります。さらに、縁が低い構造のため、頻繁に踏み入れる部分では縁が潰れてしまう場合があります。
それぞれの工法に適した壁紙
それぞれの工法に適した壁紙
下張り工法によって壁紙の仕上がりや耐久性が左右されます。下張り工法にはベタ張り工法と袋張り工法があり、それぞれ適した壁紙の種類が異なります。ベタ張り工法は、石膏ボードに壁紙を直接貼る工法で、薄い壁紙やデザイン性の高い壁紙が適しています。一方、袋張り工法は、石膏ボードの裏側に透湿シートを張り、その上に壁紙を貼る工法です。この工法は、厚手の壁紙や耐久性の高い壁紙が適しています。
＼ 最新情報をチェック ／
