1畳ってどのくらい？地域によって異なる畳のサイズとは

2024-03-21

1畳ってどのくらい？地域によって異なる畳のサイズとは

良い家をつくりたい。

すみません、1畳ってよく分からないんですが、どういう意味ですか？

建築とインテリア研究家

畳とは、日本の伝統的な床材で、イグサで編んだものです。1畳は、畳1枚分の広さを表し、いくつかの標準的なサイズがあります。

良い家をつくりたい。

なるほど、畳1枚分の広さが1畳なんですね。でも、地域によってサイズが違うんですか？

建築とインテリア研究家

そうです。京間、中京間、江戸間、団地間などの地域によって、畳の大きさが異なります。ただし、最近では地域に関係なく、標準サイズを使用するケースが増えています。

1畳とは。

「畳」という用語は、1枚の畳の広さを指し、一般的に家やインテリアの単位として用いられます。ただし、畳のサイズは産地によって異なります。

主な畳のサイズは次のとおりです。

* 京間（西日本）：191.0cm x 95.5cm（1.82m2）
* 中京間（東海）：182.0cm x 91.0cm（1.65m2）
* 江戸間（東日本）：176.0cm x 88.0cm（1.54m2）
* 団地間（全国の団地で使用）：170.0cm x 85.0cm（1.44m2）

現在では地域に関係なく、建築会社や開発業者の計画によって異なるサイズの畳が採用される場合があります。

なお、「不動産の表示に関する公正競争規約（表示規約）」では、不動産広告で畳数で広さを表示する場合、畳1枚の広さは1.62m2（各部屋の壁心面積を畳数で割った値）以上と定められています。

1畳とは何か

「1畳」という単位は、日本の伝統的な住宅で用いられる床の面積の単位です。畳にはさまざまなサイズがありますが、一般的には約1.8平方メートルで、幅90cm、長さ180cmの長方形をしています。ただし、地域によって畳のサイズは異なります。

畳のサイズの違い

畳のサイズの違いは、地域によって異なります。一般的に日本全国で用いられているのは「京間」「江戸間」「中京間」の3種類です。

京間は京都や大阪などで多く見られ、約1間（約1.8m）四方、つまり約3.3m²となっています。対して江戸間は東京や関東地方で使用されているサイズで、京間の約8割程度の約1.6m四方、約2.6m²です。中京間は京間と江戸間の折衷で、京間の約9割程度の約1.7m四方、約2.9m²となっています。

京間・中京間・江戸間・団地間

京間は、京都を中心に西日本で使用されている畳のサイズで、縦横比が32と正方形に近い形をしています。また、中京間は、近畿地方や北陸地方で広く使われていて、縦横比が1110と少し縦長になっています。一方、江戸間は、江戸時代から東京を中心とした関東地方で使用されている畳で、縦横比が54と他の地域よりも縦長です。さらに、団地間は、集合住宅用に開発された畳で、縦横比が12と格段に縦長になっています。

現在の状況

現在、畳は地域によってさまざまなサイズが使用されています。関東地方では、最も一般的な畳のサイズは955mm×1,910mmです。これは「京間」と呼ばれています。一方、関西地方では991mm×1,980mmの「関西間」の畳が一般的に使用されています。また、東海地方では970mm×1,940mmの「中京間」、九州地方では940mm×1,910mmの「田舎間」など、地域ごとに固有の畳のサイズがあります。そのため、同じ「1畳」という単位でも、地域によって異なる面積を表していることに注意が必要です。