吊元とは?建具の開閉軸側の定義とその種類

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吊元とは?建具の開閉軸側の定義とその種類

良い家をつくりたい。

『吊元』とはどのような用語ですか?

建築とインテリア研究家

『吊元』とは、開き戸の回転軸側のことです。丁番を取り付けている側を指します。

良い家をつくりたい。

回転軸側から見たときに丁番が左にあると『左吊元』、右にあると『右吊元』なのですね。

建築とインテリア研究家

そうです。その理解で問題ありません。

吊元とは。

建具用語で「吊元」とは、開き戸のちょうつがいを取り付けている側のことです。開いた方向から見て、ちょうつがいが左側にあるものを「左吊元」、右側にあるものを「右吊元」と呼びます。

吊元の定義

吊元の定義

吊元とは、建具の開閉を可能にする軸部分のことを指します。建具は、扉、窓、引き戸などの開閉可能な構造物を指しますが、その開閉を支える軸が吊元です。一般的に、建具の重量や開閉頻度に応じて、さまざまな種類の吊元が選択されます。

吊元の位置とドアの開閉方向の関係

吊元の位置とドアの開閉方向の関係

吊元の位置は、ドアの開閉方向と密接に関連しています。吊元がドア枠の右側に配置されている場合、ドアは左側に開きます。逆に、吊元がドア枠の左側に配置されている場合、ドアは右側に開きます。

この関係性は、ドアが吊元を中心点として回転することを考慮すると理解しやすくなります。吊元がドア枠の右側に配置されると、ドアの左側の重量が右側の重量を上回ります。この不均衡により、ドアは左側に回転して開きます。同様に、吊元が左側に配置されると、ドアの右側の重量が左側の重量を上回り、ドアは右側に回転して開きます。

左吊元と右吊元の違い

左吊元と右吊元の違い

左吊元と右吊元の違いは、建具の開閉軸側の名前付けの相違にあります。左吊元とは、建具を閉じたときに軸が左側に位置することを示し、右吊元は逆に軸が右側に位置することを指します。建具の種類によって、開閉方向が異なるため、吊元の位置もそれに応じて決まります。たとえば、一般的な開き戸では、開く向きを内側または外側に設定できますが、開閉軸側の位置は常に同じとなり、その向きによって吊元の位置が決まります。

建具の種類と吊元の位置

建具の種類と吊元の位置

建具の種類と吊元の位置について見てみましょう。吊元は、建具の開閉軸側を指す用語ですが、建具の種類によって吊元の位置は異なります。

* -引戸(引き違い戸)- 建具を開閉軸として水平方向にスライドさせます。吊元は上部にあり、レールの上を滑らせて開閉します。
* -開き戸- 建具を垂直軸で回転させて開閉します。吊元は蝶番(ちょうばん)などの金具で、側面に取り付けられています。
* -折れ戸- 建具を複数の折りたたみ式のセクションに分けて開閉します。吊元は折れ点ごとにあり、レールやヒンジで接続されています。
* -上げ下げ窓- 建具を上下にスライドさせて開閉します。吊元は上部または下部のレールに取り付けられています。

吊元の位置を決める際の注意点

吊元の位置を決める際の注意点

吊元の位置を決める際の注意点

吊元とは建具の開閉軸側のことですが、位置を決める際にはいくつかの点に注意が必要です。まず、建具の重量に対して適切な強度を確保しなければなりません。また、開閉時の滑りやガタツキを避けるために、吊元の位置が正確に調整されていることが重要です。さらに、吊元は建具の見た目に影響を与えるので、美観性も考慮する必要があります。最後に、吊元付近の壁や天井には、十分な補強材を使用することが重要です。 これらの注意点に配慮することで、建具の安全でスムーズな開閉を実現できます。

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