向う糊とは?壁紙を貼るための重要なテクニック
良い家をつくりたい。
先生、「向う糊」という言葉の意味を教えてください。
建築とインテリア研究家
向う糊とは、壁紙を貼る際に糊を壁紙ではなく、壁側に塗って貼り付ける方法のことです。
良い家をつくりたい。
普通は壁紙に糊を塗りますよね?なぜ壁に糊を塗る必要があるのですか?
建築とインテリア研究家
向う糊を使用すると、壁紙が湿って伸びたりたるんだりするのを防ぐことができますし、また剥がれにくくなります。
向う糊とは。
「向こう糊」とは、家の内装用語で、壁紙に糊を塗布するのではなく、壁などの下地に糊を塗ることを指します。
向う糊とは何か
向う糊とは何か
向う糊とは、壁紙を壁に貼り付けるために使用される特別な接着剤です。一般的な糊とは異なり、向う糊は壁紙の裏側にのみ塗布され、壁には塗布されません。これが「向う」の意味で、壁紙が壁に向かうように糊を塗るため、このように呼ばれています。向う糊は、壁紙を壁にしっかりと固定するため、壁紙が剥がれたり、しわになったり、気泡が入ったりするのを防ぎます。適切な種類の向う糊を使用することで、壁紙を美しく、耐久性のある方法で貼ることができます。
向う糊のメリット
向う糊のメリットは、壁紙施工における重要な要素です。このテクニックは、壁紙の裏側に糊を塗ることで、壁に貼り付けるまでの柔軟性を保ちます。この方法を使用すると、壁紙を簡単に調整でき、滑らかに貼り付けることができます。また、向う糊は、ジョイント部の合わせ目を目立たなくし、よりプロフェッショナルな仕上がりを実現します。さらに、壁に直接糊を塗らないため、壁の損傷を防ぎ、壁紙を剥がす際に糊が残りにくくなります。
向う糊のやり方
向う糊とは、壁紙を貼り付ける際に使用される重要なテクニックです。壁紙の裏面に糊を塗って貼り付けるのではなく、壁側のみに糊を塗り、壁紙を貼っていきます。この方法は、時間短縮や壁紙の傷みを軽減するメリットがあります。
向う糊のやり方は次のとおりです。まず、壁に糊を均等に塗ります。このとき、糊は厚すぎず薄すぎず、適度な粘度に調整するのがポイントです。糊を塗ったら、すぐに壁紙を壁に貼ります。壁紙を押さえつけながら、空気やシワが入らないように注意して貼り付けていきます。
向う糊が適さない壁紙
向う糊は、壁紙を貼る際に一般的な方法ですが、すべての壁紙に適しているわけではありません。次のタイプの壁紙には向う糊は不向きです。
* -非吸水性壁紙- ビニールクロスやフッ素系壁紙など、水が浸透しにくい壁紙です。向う糊は壁紙の裏側に吸収されず、接着力が弱くなります。
* -伸縮性のある壁紙- グラスファイバークロスや伸縮性のある布地壁紙など、伸縮する壁紙です。向う糊は硬化すると壁紙を収縮させ、シワや破れが生じる可能性があります。
* -繊細な壁紙- シルクや和紙など、破れやすい壁紙です。向う糊の水分が壁紙を傷め、変色や収縮の原因になる場合があります。
まとめ
向う糊とは、壁紙を貼る際に使用する糊で、壁紙の裏面に塗布して壁に貼り付けます。この糊は壁紙の接着力を高め、時間の経過とともにしっかり固定します。向う糊を使用することで、壁紙が剥がれたり、しわになったり、変色したりするのを防ぎ、美しい仕上がりを維持できます。また、向う糊は壁紙を貼る作業を容易にし、初心者でもきれいに貼ることができます。