インテリア用語『ネズコ』とは？その特徴と用途

2024-03-22

インテリア用語『ネズコ』とは？その特徴と用途

良い家をつくりたい。

先生、ネズコについて教えてください。

建築とインテリア研究家

ネズコはヒノキ科クロベ属の常緑高木です。別名はクロベ（黒檜）です。

良い家をつくりたい。

分布している地域を教えてください。

建築とインテリア研究家

本州北部から中国、四国地方の山岳地帯に分布しています。

ネズコとは。

「『ネズコ』とは、建築やインテリアで使われる木材の名称です。ネズコはヒノキ科の常緑高木で、別名『クロベ』とも呼ばれます。『ゴロウヒバ』や『クロベスギ』という名前でも知られています。ネズコは、ヒノキ、アスナロ、コウヤマキ、サワラと一緒に「木曽五木」という高級木材の一種とされています。

ネズコは、本州北部から中国、四国地方の山地に分布しています。木は芯材と外側の辺材の境目がはっきりしており、芯材は黄褐色から茶色、辺材は黄白色です。とても軽くて柔らかな木材で、割れやすく傷がつきやすいのが特徴です。木目は細かく、加工や切削はしやすいものの、仕上げ面はざらざらしています。耐朽性も優れているわけではなく、建造物などの構造材には使われません。代わりに、天井材などの内装材、和机や書棚などの家具、茶筒や箱などの器具材として用いられています。」

ネズコの基本情報

-ネズコの基本情報-

「ネズコ」とは、インテリア用語で、自然素材である粘土を焼いて作られる焼き物の一種です。茶褐色や灰色などの落ち着いた色合いが特徴で、素朴で温かみのある風合いが魅力です。形状は、不規則な形の器物やタイル、レンガなどがあり、質感はざらざらとしています。吸湿性と通気性に優れており、お部屋の空気環境を浄化したり、調湿したりする効果があります。

ネズコの特徴

-ネズコの特徴-

ネズコとは、吹き抜けなどの高い空間の天井を、梁や柱などを使って仕切る方法です。梁や柱は、部屋の空間を視覚的に分割し、より居心地の良い雰囲気を作り出します。また、梁や柱は構造的に空間を支え、強度を高める効果もあります。加えて、ネズコは配管や電線などの設備を隠す役割も果たし、部屋の見た目をすっきりさせることができます。

ネズコの用途

ネズコの用途は多岐にわたります。まず、空間の仕切りとして使用できます。ネズコは丈が長く、空間を縦に仕切ることでプライバシーを確保したり、部屋のゾーニングをしたりできます。また、装飾目的でも使用できます。ネズコの柔らかな風合いと質感は、空間に温かみと安らぎをもたらします。さらに、採光調節の効果もあります。ネズコは光を程よく通す素材であるため、日差しを遮りながらも自然光を取り入れることができます。

ネズコのメリットとデメリット

-ネズコのメリットとデメリット-

ネズコのメリットとして挙げられるのは、その高い吸湿性です。湿気を吸い取って放出するので、室内を快適な湿度環境に保ちます。また、調湿効果だけでなく、抗菌・防カビ性能にも優れます。そのため、カビや雑菌の発生を抑え、衛生的な空間づくりに役立ちます。

一方で、ネズコのデメリットもあります。一つ目は、変色が起こりやすい点です。日光や摩擦により、徐々に色が濃くなったり変色したりすることがあります。そのため、直射日光が当たる場所に設置する場合は注意が必要です。また、表面が柔らかいので、傷がつきやすいのもデメリットです。日常的に使用すると、小さな傷やへこみが目立ってしまう場合もあります。