インテリア用語『いってこい』ってなに?

良い家をつくりたい。
先生、家とインテリアの用語で『いってこい』って聞いたことがあるんですが、どういう意味ですか?

建築とインテリア研究家
ああ、「行ってこい」ですね。これは、往復したり、何度も同じことを繰り返すことを意味する言葉です。

良い家をつくりたい。
なるほど、動きが往復ってことなんですね。

建築とインテリア研究家
そうなんです。例えば、食器を棚からテーブルに運んだり、洗濯物を洗濯機から物干しに干したりすることを「いってこい」と表現します。
いってこいとは。
「行ってこい」とは、家とインテリアの用語で、ある方向に向かって動いてから元に戻ることを指します。荷物を運んだり、材料を往復したりするような作業を表す言葉です。
そもそも『いってこい』ってなに?

「いってこい」というインテリア用語を聞いたことがあるでしょうか?これは、「動かせる家具」を意味する言葉です。本来は固定されているはずの家具が、必要に応じて動かせるように工夫されたものを指します。例えば、キャスター付きの棚やソファ、可動式のパーティションなどがあります。「いってこい」という名前の由来は、必要に応じて家具を「行ってこい」させることができることにあります。可動性のある「いってこい」家具を取り入れることで、空間を自由にアレンジしたり、レイアウト変更をしたりすることが容易になります。
『いってこい』をインテリアに活用してみよう

「いってこい」を活用するインテリア
「いってこい」とは、建築やインテリアデザイン用語で、玄関から居間や廊下など別の部屋に直接つながる間取りのことです。その名の通り、部屋を行き来するときにぐるっと回らなくてもよいので、スムーズな動線を実現できます。
この「いってこい」を活用することで、インテリアに様々なメリットが生まれます。まずは、動線が短くなり、快適性が向上するという点です。例えば、玄関から居間まで一直線につながっていれば、買い物から帰ってきたときなどに荷物を運ぶのが楽になります。また、部屋が広く感じられるという効果もあります。ぐるっと回らなくてもいいので、空間が広く開放的に感じられます。
さらに、「いってこい」はインテリアのアクセントにもなります。部屋の隅々まで視線が抜けるので、空間に奥行きが生まれ、スタイリッシュな印象を与えることができます。また、家具の配置も自由度が高くなり、自分好みの空間づくりが可能になります。
『いってこい』が活躍する場所

「いってこい」の活躍する場所
「いってこい」という言葉は、インテリアの分野では、タンスやキャビネットの観音開き扉のことを指します。一般的な観音開きは、両方の扉を同じ方向に開閉するタイプですが、「いってこい」は、中央で仕切られた2枚の扉を左右に開くタイプが特徴です。
「いってこい」は、限られたスペースを有効活用したい場合に重宝します。扉を左右に開くことができるので、家具の両側に物が置かれていても、扉を全開にして中身を取り出すことができます。また、両方の扉を中央で合わせて収納すれば、スペースを節約できます。
さらに、「いってこい」は、部屋の導線も確保できます。左右どちらの方向からでも扉を開くことができるので、狭い通路でもスムーズにアクセスできます。そのため、寝室や廊下の収納など、狭くて通路を確保したい場所に適しています。
『いってこい』を活用する際の注意点

-『いってこい』を活用する際の注意点-
『いってこい』の機能を利用する際には、いくつかの注意点があります。まず、両方の出窓に均等に荷重をかけることが不可欠です。不均衡な荷重がかかると、出窓が歪んだり損傷したりする可能性があります。また、出窓が十分に頑丈であることを確認することが重要です。経年劣化や欠陥があると、重量を支えられなくなる場合があります。さらに、重い物を出し入れする際には慎重に行いましょう。突然の力が加わると、出窓を損傷する可能性があります。
『いってこい』と似たような言葉

「いってこい」に類似したインテリア用語としては、以下が挙げられます。
・コの字型コの字のように部屋の三方を囲む家具の配置のこと。
・L字型L字のように部屋の二方を囲む家具の配置のこと。
・対面型ソファや椅子を向かい合わせに配置すること。
・アイランド型キッチンやダイニングテーブルの中央に家具を置くこと。
・ぺニンシュラ型キッチンカウンターやテーブルが壁に接しながらも独立している配置のこと。
これらの配置方法は、空間の有効活用や動線の確保、それぞれの用途に応じた使いやすさの向上を目的としています。