天袋とは?押入れ上部収納の基礎知識を解説

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天袋とは?押入れ上部収納の基礎知識を解説

良い家をつくりたい。

すみません、天袋ってなんですか?

建築とインテリア研究家

天袋とは、もともと床脇の違い棚の上に設置された戸棚のことだよ。でも今は、押入れの上などに設置された収納のことを指すことが多いんだ。

良い家をつくりたい。

違い棚ってなんですか?

建築とインテリア研究家

違い棚は、押入れや床の間の両脇に設けられた棚のことだよ。床に近い方と高い方の2段に分かれているのが特徴なんだ。

天袋とは。

建築やインテリアの用語で「天袋」と呼ばれるのは、天井面に設置される戸棚のことです。床の脇に設ける違い棚の上部に設置されるのが本来の姿ですが、今は主に押入れの上部など、天井に接する収納スペースを指すことが多いです。天袋は、床に近い位置に設ける「地袋」と対になる存在です。

天袋の基本的な意味と種類

天袋の基本的な意味と種類

天袋とは、押入れの上部にある収納スペースを指します。押入れの棚板よりも上に位置し、主に季節外の衣類や布団などの普段使わないものを収納するために利用されています。

天袋は、大きく分けて2種類あります。1つ目は、引き戸式です。引き戸を横に開閉して収納物を取り出します。もう1つは、上げ下げ式です。昇降式の金具を使用して、天袋を上下に移動させて収納物を取り出します。上げ下げ式は、高い位置に設置された天袋に適しています。

天袋と床脇の違い

天袋と床脇の違い

-天袋と床脇の違い-

押入れには、天袋床脇と呼ばれる、上部と下部の収納スペースがあります。天袋は押入れの上部に位置し、主に季節用品や布団などのかさばるアイテムを収納するのに適しています。一方、床脇は押入れの下部に位置し、普段遣いの衣類や小物を収納するのに適しています。

この両者の大きな違いは、扉の有無です。天袋にはたいてい扉がありますが、床脇には扉がありません。そのため、天袋は埃や汚れを防ぐことができ、床脇は出し入れがしやすいという特徴があります。また、天袋の奥行きは床脇よりも浅いことが多く、奥にしまったものを取り出しにくい場合があります。

現在の天袋の一般的意味

現在の天袋の一般的意味

現在、「天袋」と聞くと、主に押入れの上部にある収納スペースのことを指します。天井に近い位置にあるため、背の高い収納物をしまったり、普段あまり使わないものをしまっておいたりするのに適しています。押入れの内部が外から見えないようにするために、ふすまや引き戸で覆われていることが一般的です。このタイプの天袋は、日本の住宅では古くから利用されており、収納スペースを確保するのに重要な役割を担っています。

押入れ上部収納としての天袋

押入れ上部収納としての天袋

押入れ上部収納としての天袋

押入れの上部には、通常天袋と呼ばれる収納スペースがあります。天袋は、出し入れ頻度の低い物品や季節ものなどを収納するのに適した場所です。押入れ本体とは別の扉や引き戸で開閉するため、押入れのものを取り出すのに邪魔にならず、効率的に収納できます。天袋の高さや幅は押入れによって異なりますが、一般的に奥行きが浅く、奥のものを取り出しにくいという特徴があります。そのため、出し入れ頻度の低いものをしまうようにしましょう。

天袋の注意点と活用方法

天袋の注意点と活用方法

天袋の注意点と活用方法

天袋を使用する際には、いくつか注意すべき点があります。まず、天袋は高い位置にあるため、物が取り出しにくい場合があることです。出し入れが頻繁に行われるものは、天袋に収納しないようにしましょう。また、天袋は湿気がたまりやすいので、押し入れ用の防湿剤を置くなどの対策が必要です。

天袋を有効活用するには、収納するものを工夫することがポイントです。季節ものや滅多に使わないもの、軽いものを収納するのが適しています。例えば、夏の布団や冬用の衣類、思い出の品などをしまうことができます。また、天袋に棚板や引き出しを設置することで、収納力を高めることも可能です。

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