RC構造ってなに?マンションでよく見るけど
RC構造とは、鉄筋コンクリート(Reinforced Concrete)でできた構造です。鉄筋コンクリートとは、鉄筋(鉄の棒)をコンクリートの中に埋め込んで強度を高めた構造体のことです。この構造は、強度と耐久性に優れ、耐震性にも優れていることから、特にマンションなどの集合住宅で多く採用されています。
RC構造のメリットは、耐久性が高いことです。コンクリートは水分に強い性質を持ち、鉄筋は錆びにくい性質があるため、長期にわたって建物の構造を保つことができます。また、耐震性にも優れており、地震の揺れにも強い構造になっています。
一方、RC構造のデメリットとして挙げられるのは、コストが高いことです。鉄筋コンクリートの構造体を造る材料費や施工費が高いことが、他の構造と比べてコストが上昇する要因となっています。また、コンクリートが乾燥する過程で収縮するため、ひび割れが生じやすいという特徴もあります。