防火性– tag –

網入りガラスとは、2枚の板ガラスの間に金網を挟み、高温で熱処理を施した強化ガラスの一種です。この構造により、衝撃や外部からの侵入に高い耐性を発揮します。万が一ガラスが割れた場合でも、金網がガラスの破片を保持するため、鋭利な破片によるケガやガラスの飛散を防ぎます。

漆喰とは、消石灰を水で溶いてから他の凝固剤を混ぜたものです。消石灰とは、石灰石を焼いて粉にした「生石灰」を水で消したもの。漆喰は、粘着性、耐火性、通気性に優れ、建築材料として古くから用いられてきました。紀元前3世紀の中国で用いられたのが最初とされ、日本には7世紀に伝わったとされています。漆喰は、壁面を塗ることで装飾的かつ機能的な役割を果たしてきました。

ペーパーコア構造とは、心材（芯）に再生紙を使用した複合建材のことです。表面には厚紙のような加工が施されているため、見た目は木造のようですが、実はダンボールの一種です。耐震性が高いことや軽量なのが特徴で、近年、住宅の壁や屋根などの構造部材に使用されることが増えています。

-金属製建具とは- 金属製建具は、その名称の通り、金属製の部材を使用して製作された建具のことです。一般的に用いられる金属としては、アルミ、ステンレス、鉄などがあります。金属製建具は、主に以下のような用途で利用されています。 * 住宅の玄関ドアや窓 * オフィスや店舗の出入口 * 公共施設の避難扉 * 耐火区画の仕切り壁