住宅の枠納まり「固定枠」とは?
住宅の枠納まり「固定枠」の特徴と一般的な用途
固定枠とは、窓やドアなどの開口部の周囲に設置される建築要素です。建物の躯体構造と開口部との取り合いの接合部分を補強して、開口部の強度や気密性を確保する役割を持っています。固定枠は、耐震性や耐風性の向上、雨漏りの防止などに貢献します。
用途としては、主に窓やドアの開口部に用いられます。特に、大開口や高層建築などの耐震性能や防水性能が求められる場所では、固定枠の採用が不可欠となります。また、固定枠には装飾的な役目もあり、建物の外観デザインを向上させる効果もあります。