舞台幕– tag –

「引き割りどん帳」とは、演劇や舞台演出において使用する、中央で左右に二分して開閉できる幕の一種です。通常、場面転換や舞台上の明確な区切りを表現するために使用されます。その特徴として、中央から左右に迅速に開くことができることが挙げられます。また、遮光性が高く、裏側を黒色や暗い色で仕上げることで、シーン間の暗転効果が期待できます。

「暗天幕」とは、舞台上で使われる黒色の幕の総称です。その名の通り、舞台を暗くし、場面転換や演出上の効果で使われます。暗天幕には、主に3つの種類があります。1つ目は、「平幕」と呼ばれる単純な黒幕で、舞台全体を覆うのに使われます。2つ目は、「天幕」で、天井から吊り下げられ、舞台の上部を覆います。3つ目は、「上巻き幕」で、舞台の後ろから巻き上げられて、場面転換に使われます。

舞台幕とは、舞台と客席を分ける可動式の仕切りです。舞台上で演じられる劇や舞踏などを観客から隠す役割を持ちます。通常、布やビニールなどの柔らかい素材で作られ、幕を開閉することで舞台の露出を制御できます。舞台幕には、縦に開く「オーブン幕」、横に開く「センター幕」、幕が上下に開く「昇降幕」など、さまざまな種類があります。また、舞台幕には装飾的な役割もあり、劇場の雰囲気を演出したり、演目によって張り替えたりして、舞台の空間をより豊かに表現することができます。