腰付き障子とは?その特徴と歴史
-腰付き障子の特徴-
腰付き障子は、下部の二本の鴨居(横框)が他の鴨居より低く、腰板を挿入して部屋と縁側、または部屋と廊下をつなぐ障子です。この腰板部分は通常、板張状の木造で、腰掛けとしても利用できます。また、腰板の張り方や格子組などによって、さまざまなデザインのバリエーションがあります。例えば、腰板が太く格子がないシンプルなものから、細い腰板に細い格子組が施された繊細なものまで、幅広い種類があります。腰板の高さもさまざまで、座るのに十分な高さのものから、低く腰掛けるのに適したものまであります。