住まいの「向き」の基礎知識
住まいの「向き」を考える上で重要なポイントの一つが、「最大開口部が面する方向」です。この「最大開口部」とは、窓やバルコニーなど、外気に面する開口部の中で最も大きい面積を持つ部分を指します。
最大開口部が面する方向によって、住まいの日当たりや風通しが大きく左右されます。一般的に、日当たりを確保するためには、南向きや東向きが理想的です。一方、風通しの良い住まいを目指す場合は、南西向きや北東向きが適しています。
例えば、南向きであれば、日中の大部分で太陽光が差し込み、暖かい住まいになります。また、北東向きでは、夏場は北東から吹く涼しい風が室内に入り、快適に過ごせます。