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インテリア
和紙の魅力と活用法
和紙の歴史と起源 和紙は、日本の伝統的な手工芸品で、その起源は古く、6世紀頃まで遡ります。この頃、仏教が日本に伝わった際に、経典や仏像の装飾に使われていた麻や絹の代わりに、丈夫で耐久性のある紙が求められました。そこで、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)などの樹木の繊維を原料に、和紙が開発されました。中国から伝わった製紙技術を元にしながら、日本独自の工夫を加え、薄くしなやかながらも耐久性に優れた和紙が生まれました。 -
窓・カーテン
混抄障子紙とは?特徴や用途をご紹介
混抄障子紙の特徴は、その独特の風合いにあります。原料の楮(こうぞ)と三椏(みつまた)の繊維を不均一に残すことで、自然で素朴な風合いが生まれます。また、日本の伝統的な染色技法である柿渋染めによって、独特の褐色ないし暗橙色に染められています。この柿渋染めにより、防水性と防虫性が高まり、耐久性も向上しています。さらに、混抄障子紙は光を通す性質があり、室内に柔らかな光を取り込みます。 -
その他
知っておきたい家とインテリア用語『鳥の子紙』
鳥の子紙とは、和紙の一種で、その名の通り鳥の卵の殻を原料にしています。繊維が細かいため、しなやかで破れにくく、独特の風合いがあります。表面はややザラザラしており、淡いベージュがかった色味をしています。古くから書道や掛け軸に使用され、その耐久性と美しさから重宝されてきました。現代では、ランプシェードやインテリア小物など、さまざまな用途に用いられています。その吸湿性が高いため、日本の湿度が高い環境でも調湿効果が期待できます。
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