明度– tag –

「インテリア用語「有彩色」をマスターしよう！」というに続くで、「有彩色の定義と種類」について解説します。 有彩色とは、白、黒、グレー以外のすべての色のことを指します。つまり、私たちが目にするほとんどの色は有彩色に分類されます。これらの色は、光の三原色（赤、緑、青）を混ぜ合わせたり、二次色（オレンジ、紫、黄色）を加えたりして作られます。

インテリアデザインにおいて、「明度」とは、光の量や明るさを示す重要な要素です。明度は、白と黒の2つの極端な値の間で定義され、白に近いほど明るく、黒に近いほど暗くなります。明度は、空間の全体的な雰囲気やムードを大きく左右します。明るい色は、空間を広く開放的な印象にし、暗い色は、より親密で居心地の良い雰囲気を生み出します。

マンセル表色系とは、20世紀初頭にアメリカの画家兼教師であるアルバート・マンセルによって考案された色相、明度、彩度の3つの次元を用いる表色系です。色相は赤、青、緑などの虹の順序、明度は黒から白までの明るさ、彩度は色相の鮮やかさを表します。この3つの次元を組み合わせて、あらゆる色を体系的に表現することができます。