床の間– tag –
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構造
家とインテリアの重要な要素「造作材」
造作材とは、住まいの壁や床、天井など、建築そのものの一部として設置される木材や建材のことを指します。一般的な建材とは異なり、造作材は現場で職人が加工して取り付けるため、その住宅に合わせたサイズや形状、デザインに仕上げることができます。造作材を使用することで、住宅の雰囲気や機能性に合わせた空間づくりを実現でき、よりオリジナリティのある住まいを叶えることができます。 -
構造
框とは何か?床の間や玄関で見かける建具や畳の用語
框(かまち)は、床の間や玄関で見られる建具や畳の用語で、枠組みや縁取りを指します。框は建具や畳を固定し、全体をまとまりある形にする役割を担っています。また、框は意匠的な要素も持ち、空間の装飾としても機能します。例えば、床の間の框には彫刻や塗装が施されるなど、装飾的な要素が加えられることもあります。さらに、框は建具や畳の建付けを調整する機能も有しています。建具や畳が枠内に収まるように調整することで、扉の開閉や畳の敷き込みをスムーズにすることができます。 -
窓・カーテン
織部窓とは?数寄屋と茶室の趣を添える和の窓
織部窓の特徴と由来 織部窓は、数寄屋造りや茶室に用いられる伝統的な和風の窓です。その特徴は、左右非対称の縦長の長方形か菱形で、下部は狭く上部が広いという独特な形状にあります。この形状は、風通しや採光性を高めるために考案されました。 織部窓の由来については諸説ありますが、安土桃山時代に茶道家であった古田織部が考案したとされています。織部は、茶室建築における美観と機能性の両方を追求し、織部窓はその代表的な要素となりました。織部窓は、数寄屋や茶室の雰囲気を醸し出し、伝統的な和の空間を演出するのに欠かせない窓なのです。 -
インテリア
床の間とは?魅力とリフォーム・DIYのアイデア
床の間の起源は、平安時代(794年〜1185年)の寝殿造りの邸宅に遡ります。 当時、寝室と居間は仕切られておらず、主寝室の壁に仏壇が置かれていました。平安時代後期になると、仏壇を寝室の外に移動させるようになり、壁には神聖な掛け軸や絵画が飾られるようになりました。これが床の間の起源です。 鎌倉時代(1185年〜1333年)には、床の間は、武士の住宅でも一般的になりました。室町時代(1336年〜1573年)には、茶の湯が盛んになり、床の間は茶室の重要な要素として発展しました。 茶道では、床の間に掛け軸や生け花が飾られ、茶人の精神性を表現する空間として重んじられました。
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