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その他
一文字幕/水引幕とは?舞台装飾の重要な要素
一文字幕/水引幕とは、歌舞伎や人形浄瑠璃など日本伝統芸能における舞台装飾の重要な要素です。舞台の背景や場面転換に使用され、演劇の雰囲気や世界観を表現するのに役立ちます。一文字幕は通常、横長の布張りの枠で、上部に幕棒を通し、袖幕や大道具と併せて使用されます。水引幕は、一文字幕に似ていますが、縦に長い布で、上部に2本の紐を通し、舞台上空から吊り下げられます。 -
窓・カーテン
幕の世界を紐解く:家とインテリアの用語
幕とは、部屋の窓や出入り口を覆い、光や視線を遮る布製の装飾品の総称です。その役割は、日差しや寒気、虫の侵入を防ぎ、プライバシーを確保することだけでなく、室内装飾としても重要な役割を果たしています。 幕にはさまざまな種類があり、その素材、デザイン、機能によって分類されます。たとえば、遮光性に優れた遮光幕は日差しを遮り、保温や冷房効果を高めます。また、透け感が美しいレースのカーテンは、採光を確保しながらもプライバシーを保ちます。さらに、折りたたみ式のブラインドやロールスクリーンは、光量の調整や視界の確保に優れています。 -
窓・カーテン
家とインテリアの豆知識:諸幕とは?
諸幕とは、障子や襖などの引き戸や引違い戸の上部に設置される、主に装飾や目隠しを目的とした布や和紙による仕切りです。その起源は平安時代にさかのぼり、室町時代に茶室の装飾として用いられるようになり、その後、一般家庭にも広がりました。 諸幕の種類は、その形状や用途によってさまざまです。代表的なものとしては、「すだれ幕」と呼ばれる細長い竹や麻を編んだ簾状のもの、柔らかな布を用いた「布幕」、透かし模様の入った和紙を使用した「文様幕」などがあります。さらに、目隠しを重視した「厚地幕」や、部屋の仕切りとして用いる「障子幕」などがあります。 -
インテリア
鯨幕とは?その意味とインテリアでの活用法
「鯨幕」とは、かつて日本の伝統的な漁船に使用されていた巨大な帆を指します。鯨漁に用いられていたため、この名が付けられました。その独特な形状や素材は、インテリアデザインにおいても注目を集めています。 鯨幕の起源は、江戸時代後期まで遡ります。当時、鯨漁が盛んに行われており、漁船の帆は鯨を捕獲する際の重要な役割を果たしていました。帆は耐久性と耐水性に優れた麻で織られており、長方形の大判の布でした。漁船の大きさに応じて、一枚または複数枚の帆が使用されていました。
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