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パラペットとは?建物の安全と美観を高める役割
建物の最上部に設置される「パラペット」は、建築において重要な役割を担っています。パラペットとは、屋根と外壁の接合部分に設けられる垂直壁のことで、建物の安全と美観を向上させる性質があります。その主な機能は、以下の通りです。 ・安全性の向上 パラペットは、強風や豪雨時には建物の外壁に吹き付ける雨や風を防ぐバリアとして機能します。これにより、建物の浸水や損傷のリスクを軽減し、居住者の安全を確保します。 ・美観の向上 パラペットは、建物の外観に装飾的な要素を加えることができます。バラエティに富んだ形状や装飾が施され、建物のファサードに視覚的なアクセントや深みを与えます。また、外壁と屋根の色のコントラストを際立たせ、建物の見た目の魅力を高めます。 -
陸屋根とは?メリット・デメリットを解説
-陸屋根の定義- 陸屋根とは、ほぼ水平に作られた屋根で、勾配が5度以下となっています。一般的には、RC造(鉄筋コンクリート造)やSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の建物に採用され、屋上にテラスや庭園を設ける場合などに利用されます。 -
塔屋とは?用途と法律上の定義
-塔屋の定義と建築基準法での位置付け- 建築基準法では、塔屋を「建物の屋上に設けられる、屋上より高さ又は幅が小さく、屋上の用途に通常必要な形態から著しく逸脱した構造物」と定義しています。 塔屋は、建物の屋上に設置され、屋上の通常の用途と異なる構造物であることを意味します。たとえば、換気塔、採光塔、エレベーター機械室などが塔屋に該当します。 また、建築基準法では、塔屋の設置に一定の制限を設けています。高さについては、原則として建物の軒高を超えてはならないとされています。軒高とは、建物の外壁から最も高い軒までの高さです。また、塔屋の幅は、建物の幅の2分の1を超えてはなりません。 さらに、塔屋は建物の外壁から一定の距離を設けて設置する必要があります。これら以外の制限事項がない場合、塔屋は建物の屋上に設置することが認められています。
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