住宅性能– tag –
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構造
気密住宅の基本とポイント
気密住宅の定義気密住宅とは、建物内の空気の出入りを極力抑え、住環境の向上を図った住宅のことです。気密性能はC値という数値で表され、数値が低いほど気密性が高いとされています。一般的な住宅ではC値が5~10程度ですが、気密住宅では1.0以下に抑えることを目指します。これにより、室内の空気が外部に逃げるのを防ぎ、快適な温度や湿度を保つことができます。また、外気の影響を受けにくくなるため、光熱費の削減や結露の抑制にも効果的です。 -
省エネ・エコ
断熱ドアとは?メリットと選び方
断熱ドアとは、室内外の熱の出入りを遮断する機能に優れたドアのことです。一般的なドアは熱伝導率が高いため、外気の影響を受けやすいのですが、断熱ドアは素材や構造を工夫することで熱の伝わりを抑えています。その仕組みとしては、ドアの内側に断熱材と呼ばれる熱を伝えにくい材料を充填したり、複数枚のガラスを組み合わせて空気層を作ることで断熱性を高めています。また、ドアの枠や建付けにも工夫を凝らし、隙間を少なくして熱の出入りを防ぎます。 -
窓・カーテン
暖かさを逃さない「断熱サッシ」の仕組みと賢い選び方
断熱サッシとは、室内の暖かさを逃さないように設計された窓のことで、冬の寒さから室内を保護する役割を果たします。その仕組みは、2枚または3枚のガラス板の間に空気層またはアルゴンなどの不活性ガスを挟み込み、熱伝導を抑えることにあります。また、窓枠の素材にも断熱性の高い材料を使用し、室内の暖気が外に逃げるのを防ぎます。これにより、室内を快適な温度に保ち、エネルギー消費を抑えることができます。 -
省エネ・エコ
住宅の気密性向上「C値」の基礎知識
C値とは、住宅の気密性を表す指標で、隙間面積と住宅の延べ床面積の比率で表されます。つまり、家全体の隙間がどれだけ広いかを表す数値です。一般的に、C値が低いほど気密性が高くなります。 C値の測定は、ファンを用いて住宅内部に一定の負圧をかけて行われます。ファンで吸い込んだ空気の量と住宅内の空気の体積から、住宅全体の隙間面積を求めます。この隙間面積を延べ床面積で割ると、C値が算出されます。
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