上がり框– tag –
-
構造
框とは何か?床の間や玄関で見かける建具や畳の用語
框(かまち)は、床の間や玄関で見られる建具や畳の用語で、枠組みや縁取りを指します。框は建具や畳を固定し、全体をまとまりある形にする役割を担っています。また、框は意匠的な要素も持ち、空間の装飾としても機能します。例えば、床の間の框には彫刻や塗装が施されるなど、装飾的な要素が加えられることもあります。さらに、框は建具や畳の建付けを調整する機能も有しています。建具や畳が枠内に収まるように調整することで、扉の開閉や畳の敷き込みをスムーズにすることができます。 -
構造
上がり框のあれこれ
-上がり框とは- 上がり框とは、床面と玄関や縁側などの出入り口との高さを調整する、段差のある部分のことです。一般的に、床面より5〜10cm程度高く設けられ、部屋に入る際につまずいたり転倒したりしないようにする役割を担っています。また、雨水や汚れが室内に侵入しにくくする機能もあります。 近年では、フラットなデザインの住宅が増えてきたため、上がり框を設けない場合もあります。しかし、段差によって区分けすることで空間を明確にすることができ、風水的にも良いとされています。
1