どん帳– tag –
-
窓・カーテン
畳上げ式/折上げ式どん帳徹底解説
畳上げ式どん帳とは、幕の上端を畳み上げて巻き上げる方式の幕です。昔から歌舞伎や能楽などで広く使用されています。通常の巻き上げ式どん帳とは異なり、幕の裾下を舞台床に固定しないため、緞帳を巻き上げる際に幕が舞台に溜まらず、舞台奥へ引き込むことができます。そのため、舞台のセットチェンジなどをスムーズに行うことができ、歌舞伎や能楽のような複雑な舞台転換が多い演劇に適しています。 -
窓・カーテン
ドラム巻き上げ式どん帳/ドラム巻き取り式どん帳とは?
ドラム巻き上げ式どん帳の特徴の一つは、その構造上にあります。このタイプのどん帳は、シリンダー状のドラムに布を巻き上げる仕組みになっています。この巻き上げ機構により、布をすばやくかつ効率的に展開または収納することができます。 もう一つの特徴は、そのコンパクトさです。ドラム巻き上げ式どん帳は、布がドラムに巻き取られているため、収納時には小さなスペースで済むというメリットがあります。このため、ステージスペースが限られている劇場や会場に最適です。 さらに、ドラム巻き上げ式どん帳は耐久性に優れています。布をドラムに巻き取ることで、布に過度の負荷がかからず、摩耗や損傷を防ぐことができます。この結果、長期間の使用が可能になり、メンテナンスコストの削減につながります。 -
窓・カーテン
家とインテリアの豆知識:諸幕とは?
諸幕とは、障子や襖などの引き戸や引違い戸の上部に設置される、主に装飾や目隠しを目的とした布や和紙による仕切りです。その起源は平安時代にさかのぼり、室町時代に茶室の装飾として用いられるようになり、その後、一般家庭にも広がりました。 諸幕の種類は、その形状や用途によってさまざまです。代表的なものとしては、「すだれ幕」と呼ばれる細長い竹や麻を編んだ簾状のもの、柔らかな布を用いた「布幕」、透かし模様の入った和紙を使用した「文様幕」などがあります。さらに、目隠しを重視した「厚地幕」や、部屋の仕切りとして用いる「障子幕」などがあります。 -
窓・カーテン
防炎ラベルとは?家とインテリアの用語を解説
防炎ラベルとは?防炎ラベルは、繊維製品に縫い付けられているラベルで、その製品が特定の防炎基準を満たしていることを示しています。これらの基準は、火災の発生を防ぎ、火災が発生した場合にその被害を最小限に抑えることを目的として作られています。防炎ラベルは、家庭用や商業用のさまざまな繊維製品に適用されており、カーテン、カーペット、寝具などのアイテムに縫い付けられていることがあります。 -
窓・カーテン
劇場用語『オペラ幕/絞り上げどん帳』とは?
オペラ幕の特徴は、その独特な形状と仕組み lies。まず、幕の両サイドに垂直の棒(トラベラー)が取り付けられており、その上に幕を吊り下げます。次に、幕の上部に滑車を取り付けて、トラベラーに沿って幕を上下させるためのロープを接続します。この仕組みによって、幕はスムーズかつ迅速に上げ下げすることが可能です。さらに、オペラ幕には2層構造になっており、上層と下層の幕をそれぞれ独立して操作できます。これにより、舞台の場面転換をより柔軟に行うことができます。また、装飾が施された豪華絢爛なオペラ幕は、劇場の雰囲気を華やかに演出する重要な役割も果たしています。
1