ウォールキャビネットで収納をスマートに

良い家をつくりたい。
先生、『ウォールキャビネット』って何ですか?

建築とインテリア研究家
『ウォールキャビネット』というのはね、壁に設置する収納家具や戸棚のことだよ。

良い家をつくりたい。
へぇ、壁に付ける家具なんですね。じゃあ、リビングやキッチンにもあるんですか?

建築とインテリア研究家
そうだね。リビングではテレビやオーディオをしまったり、システムキッチンや洗面台の上部に収納として設置されたりしていることが多いよ。
ウォールキャビネットとは。
住宅関連用語の「ウォールキャビネット」とは、壁面に設置する収納家具や戸棚のことです。リビングや子供部屋の壁面に設置するものや、システムキッチンや洗面化粧台に組み込まれた収納キャビネットがあります。
リビングでは、テレビやオーディオ機器をすっきり収納できるタイプが多く用いられています。システムキッチンや洗面化粧台では、主に上部に吊り下げられた戸棚を「ウォールキャビネット」と呼び、収納部分を電動で降ろすタイプもあります。
ウォールキャビネットの定義

ウォールキャビネットとは、壁に取り付けるタイプの収納家具です。通常は吊り棚として使用され、床面積を取らずに縦のスペースを活用できます。扉や引き出しが備わっており、キッチンやバスルーム、玄関など、さまざまな場所で収納に使用できます。ウォールキャビネットは、部屋を整理整頓するだけでなく、壁面の装飾としても機能します。
リビングに設置するウォールキャビネット

リビングに設置するウォールキャビネットは、くつろぎの空間をスタイリッシュかつ機能的なものにする優れた方法です。テレビやレコーダーなどのエンターテインメント機器を収納することで、雑然とした印象を軽減できます。また、本や雑誌、写真などの大切な品々をディスプレイすることもできます。壁に取り付けるため床面積を取らず、部屋をより広く見せる効果もあります。さらに、キャビネットの扉をつけることで、収納物を隠して視覚的に落ち着いた空間を作ることができます。
システムキッチンや洗面化粧台のウォールキャビネット

システムキッチンや洗面化粧台のウォールキャビネットは、収納スペースを最大限に活用するための優れた方法です。このタイプのキャビネットは、上部の空きスペースを利用して、普段使用しないアイテムや備品を収納できます。これにより、カウンターや床面がすっきりとなり、キッチンや洗面所をより広く感じさせることができます。また、ウォールキャビネットは、調理器具や洗面用具を手の届く範囲に配置できるため、利便性も高まります。
電動降下式ウォールキャビネット

電動降下式ウォールキャビネットは、スマートな収納スペースを確保したい現代の家庭やオフィスに最適なソリューションです。この革新的なキャビネットは、ボタン操作で簡単に昇降でき、高い位置に置いてあるものを楽に出し入れできます。
この機能により、キッチンやオフィスで頻繁に使用するアイテムを手の届く範囲に配置でき、効率性を向上させることができます。また、高い棚の上部に物を詰め込む必要がなくなり、スペースを最大限に活用しながらも整理された状態を保つことができます。
ウォールキャビネットを選ぶ際のポイント

-ウォールキャビネットを選ぶ際のポイント-
ウォールキャビネットを選ぶ際には、次の点を考慮することが重要です。
1. -サイズと形状- キャビネットのサイズは、収納したい物の量と、設置する場所のスペースに応じて選択します。形状は、伝統的な長方形から、角型やアール型など、様々な種類があります。
2. -素材- ウォールキャビネットの素材には、木、金属、ガラスなどがあります。木製のキャビネットは温かみがあり、金属製のキャビネットは耐久性があります。ガラス製のキャビネットは透明感があり、収納している物がよく見えます。
3. -内部構造- 棚板の可動性や、引き出しの有無など、キャビネットの内部構造も重要なポイントです。可動式の棚板は、収納する物のサイズに合わせて調整でき、引き出しがあると、小物をすっきり収納できます。
4. -扉のデザイン- 扉のデザインは、キャビネットの見た目に大きな影響を与えます。開き扉、引き戸、観音開きなど、様々なタイプがあります。また、扉のカラーや仕上げも、部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
5. -取り付け方法- ウォールキャビネットは、壁に取り付けて使用します。取り付け方法は、キャビネットの重量や構造によって異なります。適切な取り付け方法を選択し、安全に設置するようにしてください。