引き分け戸とは？その特徴とメリット・デメリット
良い家をつくりたい。
引き分け戸ってなんですか？
建築とインテリア研究家
2枚の戸を左右に滑らせて開閉するドアのことだよ
良い家をつくりたい。
どういう時に使われますか？
建築とインテリア研究家
主に間口の広い玄関や、面積の広い部屋の出入り口に使われます
引き分け戸とは。
「引き分け戸」は、住宅や内装でよく使われる用語です。2枚の扉を左右に滑らせて開閉するドアで、「両引き戸」とも呼ばれます。材質は木材、金属、ガラスなどさまざま。1本のレールに2枚の扉がはめ込まれているので、重なりません。主に玄関や広間の出入り口として設置されます。両側に引き分けるため、玄関ドアに引き分け戸を採用した場合、鍵の種類が限られる（戸先鎌錠のみ）というデメリットがあります。一方、開口部が大きくなるので、大型家具などの出し入れが容易というメリットがあります。室内では出入り口だけでなく、リビングとダイニングキッチンの間仕切りとしても使用され、開放的な空間づくりに役立ちます。
引き分け戸の特徴
引き分け戸は、扉を2枚横にスライドさせて開閉するタイプのドアです。引き戸やスライドドアとも呼ばれます。引き分け戸は、以下のような特徴を有しています。
* 省スペース 引き分け戸は、開閉時に扉が回転しないため、他のドアタイプと比較して省スペースです。
* 広い開口部 2枚の扉を全開にすれば、広い開口部を確保できます。
* バリアフリー 引き分け戸は、段差がなくフラットなため、車椅子やベビーカーでも通り抜けやすいです。
* 開閉が楽 引き分け戸は、軽い力で開閉できます。
引き分け戸のメリット
-引き分け戸のメリット-
引き分け戸の最大の特徴は、左右の扉がスライドして開閉することです。このため、開閉時にスペースを取らず、狭い空間でも設置できるのがメリットです。また、ドアノブを操作する必要がなく、ワンアクションで開閉できるため、利便性も高いです。さらに、開閉音が静かで、騒音を発生させにくいという特徴もあります。大型の引き分け戸では、開放感があり、景観も楽しめます。
引き分け戸のデメリット
引き分け戸のデメリットとは、主に以下の点が挙げられます。まず、引き分け戸は製作や設置のコストが、通常の開き戸や引き戸よりも高くなる傾向があります。また、開き戸や引き戸よりも戸の幅が小さくなるため、開口部の面積が小さくなり、部屋が狭く感じられる可能性があります。さらに、引き込み戸は戸同士が重なるため、埃や汚れが溜まりやすく、掃除の際に手間がかかります。加えて、引き込み戸は隙間風が入ってきてしまうため、他のタイプのドアに比べて気密性が低く、冷暖房費が増加する可能性があります。
引き分け戸の用途
引き分け戸の用途については、主に以下のような場面で多用されています。
まず、室内間の仕切りとして活用されることが多く見られます。例えば、リビングとダイニングを仕切る場合や、寝室とクローゼットを仕切る場合などです。また、和室と洋室を仕切る際にも用いられ、開け放つことで空間を広く使うこともできます。
引き分け戸の鍵の種類
引き分け戸の鍵の種類には、さまざまな選択肢があります。一般的なのは、引き分け戸の両方のパネルに差し込む、スライド式の鍵です。これらは、シンプルな設計で簡単に操作できます。また、引き戸用のシリンダー錠もあり、鍵穴を片側にのみ設置します。シリンダー錠は、スライド式鍵よりも高いセキュリティを提供します。さらに、カードキーやリモコン式の鍵など、非接触型のロックシステムも利用できます。これらは、鍵を紛失するリスクを軽減し、利便性を向上させます。
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