両面紙貼り障子とは?特徴やメリットを紹介

目次

両面紙貼り障子とは?特徴やメリットを紹介

良い家をつくりたい。

両面紙貼り障子について教えてください。

建築とインテリア研究家

両面紙貼り障子とは、組子の両面に障子紙を貼った障子のことで、通常の片面貼りの障子よりも断熱性に優れています。

良い家をつくりたい。

なるほど、断熱性が高いんですね。

建築とインテリア研究家

そのとおりです。また、インテリア性も高く、部屋の雰囲気を上質に演出します。

両面紙貼り障子とは。

「両面紙貼り障子」とは、伝統的な日本建築で使われる障子の種類です。通常の障子は片面にのみ紙を貼っていますが、両面紙貼り障子は組子の両面に紙を貼っています。そのため、断熱性に優れており、インテリアとしても重厚感のある雰囲気を演出します。

両面紙貼り障子の特徴

両面紙貼り障子の特徴

両面紙貼り障子の特徴として挙げられるのは、その高い装飾性です。障子の両面に和紙を重ねて貼り合わせることで、表面にも裏面にも美しい模様や絵柄を表現することができます。また、和紙独特の風合いが、空間を落ち着いた雰囲気に演出します。さらに、和紙の透け感によって、光を柔らかく拡散させることができ、室内に温かみのある光をもたらします。

両面紙貼り障子のメリット

両面紙貼り障子のメリット

両面紙貼り障子のメリット

両面紙貼り障子は、その構造上、さまざまな利点を提供します。まず、優れた採光性が挙げられます。障子を閉めていても、光を取り込むことができ、部屋を明るく保ちます。また、保温性・遮熱性も高く、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができます。さらに、防音効果もあり、外からの騒音を軽減します。加えて、紙の素材が湿気を調節し、快適な室内環境を維持します。

片面貼りと両面貼りの違い

片面貼りと両面貼りの違い

両面紙貼り障子の大きな特徴の一つが、その両面貼りという構造です。
一般的な障子は、障子紙を片面にだけ貼った片面貼りですが、両面紙貼り障子はその名の通り、両面に障子紙が貼られています。

両面紙貼り障子のインテリア性

両面紙貼り障子のインテリア性

両面紙貼り障子のインテリア性

両面紙貼り障子は、和室だけではなく洋室でも用いられるなど、幅広いインテリアスタイルに適しています。障子の枠組みは細いので、窓辺をすっきりとした印象に保ち、部屋を広く見せる効果があります。また、障子紙にはさまざまなデザインや色柄があり、部屋の雰囲気をガラリと変えることができる点も魅力です。たとえば、和紙の障子紙なら伝統的な和の雰囲気を醸し出し、カラフルな障子紙ならモダンでポップな印象を与えることができます。さらに、障子紙の張替えは比較的簡単なので、手軽に季節や気分に合わせて部屋の雰囲気を変えることができます。

両面紙貼り障子を導入する際の注意点

両面紙貼り障子を導入する際の注意点

両面紙貼り障子を導入する際には、いくつかの注意点があります。 まず、紙の質に注意しましょう。紙の厚みや質感によって、障子の耐久性や見栄えが左右されます。耐久性を重視する場合は、厚く丈夫な紙がおすすめです。一方、美しい見た目を求める場合は、薄くて光沢のある紙が適しています。

また、紙を貼る際に、糊の量とムラに気を付けましょう。糊が多すぎると、紙同士がくっついて剥がれやすくなり、少なすぎると耐久性が弱くなります。塗る際に、ムラなく均一に糊をのばすことが大切です。

さらに、障子枠のサイズと紙のサイズを正確に測り、ぴったり合うように紙を貼ることも重要です。サイズが合わないと、隙間ができたり、シワになったりして見た目が悪くなるだけでなく、耐久性にも影響します。

\ 最新情報をチェック /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次