戸襖を知ろう！種類や使い方を徹底解説

2024-03-21

戸襖を知ろう！種類や使い方を徹底解説

良い家をつくりたい。

戸襖について教えてください。

建築とインテリア研究家

戸襖とは、和室と洋室の間仕切りに使用されるもので、洋室側は合板やクロス張りで、和室側は襖紙を張って襖仕上げにしています。

良い家をつくりたい。

リビングの出入り口にも設置することがあるんですか？

建築とインテリア研究家

はい、リビングの出入り口に設置される戸襖を「リビング戸襖」と呼びます。

戸襖とは。

和室と洋室を仕切る建具に「戸襖（ふすま）」があります。洋室側は合板やクロスなどで仕上げ、和室側は襖紙が貼られ、襖の仕上げになっています。また、リビングの出入り口に設置される戸襖を「リビング戸襖」と呼ぶこともあります。

戸襖とは？

戸襖とは、日本の伝統的な建築様式において、開口部を塞ぐための仕切りのことです。障子や襖とは異なり、戸襖は厚みのある板や枠組みで構成されており、より堅牢で耐久性があります。開閉は片開きのドア式が一般的で、部屋の仕切りや出入り口として用いられます。

戸襖の種類

戸襖には、建材や構造、用途によってさまざまな種類があります。代表的な種類としては、以下があげられます。

-障子戸襖- 和紙や布を張った枠組みで、採光や目隠しに用いられます。
-板戸襖- 木材を一枚板にして加工したもので、防音性や耐候性に優れています。
-格子戸襖- 格子状に組み上げた枠組みで、通気性や採光性に優れ、装飾性もあります。
-鎧戸襖- 金属板を組み合わせたもので、防犯性や防災性に優れ、主に外部に面した開口部に使用されます。
-片引き戸襖- 一枚の扉が横にスライドして開閉するタイプで、省スペースで使いやすいです。
-引き違い戸襖- 二枚の扉が左右にスライドして開閉するタイプで、開口部を広く確保できます。

戸襖の使い方

戸襖は障子とは違い、部屋の仕切りだけでなく、収納としても利用できます。部屋の仕切りとして使用する場合は、引き戸のように横にスライドさせて開閉します。一方、収納として使用する場合は、吊り戸のように引き下ろすことで、棚やクローゼットとして使用できます。また、戸襖には建て付けのタイプと取り外しのタイプがあり、取り外しのタイプは取り外して簡単に掃除ができるという利点があります。

リビング戸襖の特徴

リビングは、家族が集まり、くつろいだり歓談したりする居心地の良い空間です。そんなリビングに映える戸襖は、開放感と機能性を兼ね備えています。リビング戸襖は一般的に、大開口や仕切りの多いレイアウトを採用し、部屋をより広く見せることができます。また、障子を組み込んだり、ガラスやアクリルパネルを使用したりすることで、明るく開放的な雰囲気を演出します。さらに、引き戸式や折り戸式など、さまざまな開口方式があり、使い勝手の良さも追求されています。