漆喰を徹底解説!外壁のメリット・デメリットやDIY方法

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漆喰を徹底解説!外壁のメリット・デメリットやDIY方法

良い家をつくりたい。

先生、『漆喰』について教えてください。

建築とインテリア研究家

漆喰は、石灰を主成分とした塗り壁材だよ。湿気を吸収して調湿効果があり、防火性も高いんだ。

良い家をつくりたい。

外壁に漆喰を使うメリットとデメリットは何ですか?

建築とインテリア研究家

メリットとしては、調湿効果が高い、防火性がある、デザイン性に優れていることが挙げられる。デメリットとしては、汚れやすい、メンテナンスコストがかかる、DIYでは難しいことがあるよ。

漆喰とは。

日本の伝統的な建築で使われる「漆喰」についてご紹介します。漆喰は、石灰に麻糸などの繊維、ノリや接着剤となるツノマタを加えて練り合わせたものです。防火性や湿度調整機能に優れ、土蔵などに多く使用されてきました。現代では化学糊を使用した漆喰も普及しています。

漆喰は、砂や水を混ぜて練り上げ、壁や屋根に使用されます。外壁に使用する場合のメリット・デメリット、汚れやメンテナンスの対策、DIYの可能性、費用相場、後悔しないためのノウハウを解説します。

漆喰とは何か?その歴史と特徴

漆喰とは何か?その歴史と特徴

漆喰とは、消石灰を水で溶いてから他の凝固剤を混ぜたものです。消石灰とは、石灰石を焼いて粉にした「生石灰」を水で消したもの。漆喰は、粘着性、耐火性、通気性に優れ、建築材料として古くから用いられてきました。紀元前3世紀の中国で用いられたのが最初とされ、日本には7世紀に伝わったとされています。漆喰は、壁面を塗ることで装飾的かつ機能的な役割を果たしてきました。

漆喰の外壁としてのメリットとデメリット

漆喰の外壁としてのメリットとデメリット

-漆喰の外壁としてのメリットとデメリット-

漆喰は、外壁材として古くから使用されてきた伝統的な材料です。天然素材の石灰を主原料とする漆喰は、通気性が高く、湿気を外部に逃がす性質があります。また、耐火性や耐久性に優れ、長い年月を経ても風合いが損なわれにくいのが特徴です。

ただし、漆喰にはデメリットも存在します。水分に弱く、雨風にさらされると白華現象と呼ばれる白い斑点が浮き出てしまうことがあります。また、施工には熟練した職人の技術が必要で、一般的な外壁材よりもコストが高くなる傾向があります。

漆喰の外壁をDIYする方法

漆喰の外壁をDIYする方法

漆喰を外壁に塗るDIY方法は、決して難しくはありません。必要な材料と道具を用意すれば、自宅で簡単に作業できます。準備に必要な材料は、漆喰、骨材、水、パテナイフ、コテ、刷毛などです。まずは、漆喰を水で溶いてペースト状にし、骨材を混ぜます。塗り始める前に、外壁の表面を水で湿らせ、パテナイフで下塗りを行います。次に、コテを使用して漆喰を壁に均等に塗りつけます。このとき、厚みは均一にし、表面を平らにならしましょう。最後には、刷毛を使って表面を軽くたたき、風合いを出します。乾燥に時間がかかるため、数日は触れないようにしてください。

漆喰の外壁のメンテナンスと汚れ対策

漆喰の外壁のメンテナンスと汚れ対策

漆喰の外壁のメンテナンスと汚れ対策

漆喰外壁の美しさを維持するには、定期的なメンテナンスが不可欠です。漆喰の補修や塗り替えを定期的に行うことで、外壁の防水性や耐久性を向上させることができます。

汚れが気になる場合は、できるだけ早めに取り除くことが重要です。水で洗い流したり、柔らかいブラシを使って擦ったりすることで、ほとんどの汚れは落とせます。頑固な汚れの場合は、漆喰用の洗剤を使用したり、高圧洗浄機を使用したりする方法もあります。ただし、高圧洗浄機を使用する際は、漆喰を傷つけないよう注意が必要です。

漆喰の外壁の費用相場と後悔しないためのノウハウ

漆喰の外壁の費用相場と後悔しないためのノウハウ

漆喰の外壁を採用する際には、費用相場を把握しておきましょう。一般的な費用相場は、材料費と施工費を合わせて、坪あたり1万5千円~3万円程度です。ただし、漆喰の質や塗料のランク、施工業者の技術によって変動します。

後悔しない漆喰の外壁にするためには、いくつかのノウハウがあります。まず、漆喰は湿気に弱く、水分が染み込むと変色やひび割れの原因となるため、外壁塗装の際は必ず撥水処理を行ってください。また、漆喰は基本的に白いですが、今では色を付けることもできます。ただし、濃い色の漆喰は紫外線によって色が変化しやすいので、注意が必要です。さらに、漆喰は年月とともに風化しますが、定期的にメンテナンスを行うことで、美しさを持続できます。

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