半外付けサッシ:特徴とメリット

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半外付けサッシ:特徴とメリット

良い家をつくりたい。

先生、半外付けサッシとは何ですか?

建築とインテリア研究家

半外付けサッシは、大壁の柱の内側に取り付けるサッシの一種だよ。柱の外面から27mm内側に入った状態になるのが一般的です。

良い家をつくりたい。

なるほど、柱から少し内側に入った位置に設置されるのですね。他のサッシとの違いはありますか?

建築とインテリア研究家

サッシの取り付け方法が異なるんだよ。半外付けサッシは外付タイプ(外付けサッシ)に対して、柱の内側に枠が入るようになっているんだ。

半外付けサッシとは。

住宅建築で用いられる「半外付けサッシ」とは、壁の中に柱が見えない大壁構造に使用するサッシのことです。柱の外側を基準に、サッシの枠が柱の内側に入るタイプで、一般的に27mm内側に入るものが主流です。サッシの取り付け方法は、「外付タイプ」と「半外付タイプ」に大別されます。

半外付けサッシとは

半外付けサッシとは

半外付けサッシとは、一般的なサッシと異なり、外壁よりも外側に設置される窓枠のことです。通常、窓枠は壁の内側に設置されますが、半外付けサッシの場合は、枠の一部または全部が外壁の外側に露出しています。この構造により、以下のような特徴とメリットが生じます。

半外付けサッシの特徴

半外付けサッシの特徴

半外付けサッシの特徴は、窓枠の一部が外壁から突出している点にあります。この構造により、窓枠と外壁の接合部に隙間が生じにくくなり、防水性や気密性に優れるのが特徴です。また、外壁から突出しているため、日射遮蔽効果も期待できます。さらに、窓枠が外側にあることで、室内側にスペースが生まれ、カーテンやブラインドの設置が容易になります。

半外付けサッシのメリット

半外付けサッシのメリット

半外付けサッシのメリットとしては、まず、優れた断熱性が挙げられます。サッシ枠が壁内に収まる従来の外付けサッシと異なり、半外付けサッシでは枠が壁の外側に露出しています。この構造により、壁体内結露を防ぎ、省エネルギー効果が向上します。

また、耐水性にも優れています。枠部分が壁の外側に露出するため、雨水がサッシの内部に浸入しにくく、雨漏りを防ぐ効果があります。さらに、防犯性も向上します。サッシ枠が壁内に収まらないため、バールなどによる破壊が困難になります。

さらに、半外付けサッシは意匠性も高く、建物の外観にアクセントを加えることができます。枠が壁の外側に露出しているため、色やデザインに自由度が高いのが特徴です。

半外付けサッシの注意点

半外付けサッシの注意点

半外付けサッシを導入する際には、いくつかの注意点があります。まず、一般的な外付けサッシに比べて、気密性がやや低いことが挙げられます。そのため、隙間風が入ったり、結露が発生しやすくなったりする場合があります。また、外壁との取り合い部分の防水処理が十分に行われていないと、雨漏りの原因になる可能性もあります。さらに、出窓やバルコニーなど、サッシが出っ張った形状の場合、風圧の影響を受けやすく、サッシの歪みや破損につながる場合があります。

半外付けサッシと外付けサッシの違い

半外付けサッシと外付けサッシの違い

-半外付けサッシと外付けサッシの違い-

半外付けサッシは、枠の一部が外壁の外側に露出しており、外付けサッシは窓枠全体が外壁の外側に出ています。この違いにより、次のような特徴が生まれます。

* 防水性半外付けサッシは一部が外壁内側に収まるため、外付けサッシに比べて防水性に優れています。
* 見た目の美しさ半外付けサッシは外壁との一体感が高く、外付けサッシよりもすっきりとした外観になります。
* コスト半外付けサッシは外付けサッシよりも材料費や施工費が安価です。
* 断熱性外付けサッシは枠全体が外気にさらされるため、半外付けサッシに比べて断熱性能が低くなります。

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