上げ下げ窓とは?機能と3つのタイプについて

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上げ下げ窓とは?機能と3つのタイプについて

良い家をつくりたい。

上げ下げ窓とはどういう意味ですか?

建築とインテリア研究家

上げ下げ窓は、上下2枚のガラスがスライドするタイプの窓です。

良い家をつくりたい。

上げ下げ窓にはどんな種類がありますか?

建築とインテリア研究家

3種類あります。ダブルハング窓、シングルハング窓、バランス上下窓です。

上げ下げ窓とは。

「上げ下げ窓」と呼ばれる家屋の窓は、上下に重ねた2枚のガラスパネルで構成されています。これらのパネルは、窓枠に沿ってスライドして開閉することができます。主な種類として、上下両方のパネルが可動する「ダブルハング窓」、下部パネルのみが可動する「シングルハング窓」、上下のパネルが連動して一緒に可動する「バランス上下窓」の3つがあります。

上げ下げ窓とは何か

上げ下げ窓とは何か

上げ下げ窓とは、上下にスライドして開け閉めするタイプの窓です。日本では主に縦長の窓に使用されており、住宅や商業施設などで広く採用されています。開閉動作は簡単で、窓枠の溝に沿って上下に滑り込ませることで行います。上げ下げ窓は、換気や採光に優れているだけでなく、防犯対策としても有効とされています。

上げ下げ窓の機能

上げ下げ窓の機能

上げ下げ窓は、建物の気密性を保ちながら換気を行う機能を持った窓です。窓枠に上下にスライドする2枚のガラス(サッシ)があり、上下に動かして換気量を調整できます。このタイプの窓は、風を直接室内に取り入れることができるため、換気効率に優れています。また、上げ下げ窓は窓枠にぴったりと収まる構造のため、気密性が高く、外気や雨水の侵入を防ぐ効果があります。これらの機能により、上げ下げ窓は換気と気密性の両立に適した窓として利用されています。

上げ下げ窓の3つのタイプ

上げ下げ窓の3つのタイプ

上げ下げ窓の3つのタイプ

上げ下げ窓には、用途や機能に応じて、3つの主要なタイプがあります。

* -ダブルハング窓- 最も一般的なタイプで、上部と下部の2つのサッシが縦方向に移動します。どちらのサッシも開閉可能で、換気と光を確保しつつ、プライバシーを維持できます。

* -シングルハング窓- 下部サッシだけが移動するタイプで、上部サッシは固定されています。シングルハング窓は、上部サッシが固定されているため、耐風性が高く、メンテナンスも簡単です。

* -ホッパー窓- 下部サッシが外側に跳ね上がるタイプの窓です。主に換気用に使用され、雨天時でも雨水が侵入しにくい構造になっています。ホッパー窓は、バスルームやキッチンなどの湿度の高い場所に適しています。

ダブルハング窓

ダブルハング窓

ダブルハング窓は、上げ下げ窓の代表的なタイプの一つです。上下に2枚の窓があり、それぞれの上下に溝が設けられています。上側の窓を上に引き上げると下側の窓が同時に下降し、下側の窓を押し下げると上側の窓が同時に上昇します。この仕組みにより、部屋の上下両方の換気を確保できます。また、網戸が内蔵されており、通風を確保しつつ虫の侵入を防ぐことができます。

シングルハング窓

シングルハング窓

シングルハング窓は、上げ下げ窓の基本的なタイプです。上側の窓枠が固定され、下側の窓枠が上下にスライドして換気を調整します。この窓は、操作が簡単で、メンテナンスも最小限に抑えられます。また、雨や風の侵入を防ぐウェザーストリップが備わっており、エネルギー効率に優れています。シングルハング窓は、プライバシーを確保したい場合や、小さなスペースに最適です。ただし、この窓の欠点としては、一度に換気ができる部分が限られていることです。

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