両面組子障子とは?魅力とインテリアへの取り入れ方

良い家をつくりたい。
両面組子障子について教えてください。

建築とインテリア研究家
両面組子障子とは、障子紙の上に取り外しのできる組子を取り付けた障子のことです。

良い家をつくりたい。
変わり組み障子とはどういう意味ですか?

建築とインテリア研究家
変わり組み障子とは、通常の障子とは異なる組み方をした障子のことです。両面組子障子はこの変わり組み障子の一種です。
両面組子障子とは。
障子に関する用語「両面組子障子」は、変わり組み障子の1種です。障子紙を貼った上に、取り外し可能な木製の格子の組子を付けたものが両面組子障子と呼ばれます。この障子は、新しいインテリアの趣向として人気を集めています。
両面組子障子の特徴

両面組子障子の特徴は、その名の通り、障子の両面に格子が組み込まれていることです。この格子構造により、強度と通気性、採光性に優れています。また、両面から格子模様が楽しめるのも特徴で、インテリアのアクセントとして空間を美しく演出します。さらに、格子を通して光が差し込むことで、柔らかな光が室内に広がり、心地よい雰囲気をつくりだします。
両面組子障子のメリット

両面組子障子のメリット
両面組子障子は、従来の障子とは異なる、魅力的な特徴を備えています。それは、格子を通して光が両面から透過することです。そのため、部屋をより明るく、広々とした印象にすることができます。さらに、組子の繊細な線が空間に美しさと趣を与え、和モダンやナチュラルなど、さまざまなインテリアスタイルに調和します。
両面組子障子のインテリアへの取り入れ方

両面組子障子のインテリアへの取り入れ方は、その風合いや透過性、機能性を活かすことがポイントです。居室では、障子紙の代わりに透明なガラスやアクリル板を用いることで、採光と通気を確保しながらプライバシーも保てます。また、障子の格子に植物を這わせれば、緑溢れる空間を演出できます。和室だけでなく、洋室にもモダンなアクセントとして取り入れることができ、障子の素材や色をインテリアに合わせてコーディネートすれば、和洋折衷のスタイリッシュな空間を創り出すことも可能です。
両面組子障子を取り入れたお部屋の事例

両面組子障子を取り入れたお部屋の事例
両面組子障子は、和モダンなインテリアにぴったり。障子紙を両面から貼ったデザインなので、光が透過すると美しい陰影が生まれ、風情のある雰囲気を演出します。
リビングに取り入れる場合は、障子の桟を細くしてモダンな印象に。また、寝室では少し太めの桟を使用すると、落ち着きのある空間になります。
廊下や玄関には、光を通しつつもプライバシーが保てるように、両面組子障子を取り入れるのがおすすめです。透け感のある障子紙から漏れる光が、柔らかな雰囲気をつくり出してくれます。
両面組子障子を購入する方法

両面組子障子を購入する方法
両面組子障子の魅力を堪能しようとしたら、購入方法を知っておくことが大切です。専門店やオンラインショップ、古美術市場など、さまざまな場所で入手できます。専門店では、熟練の職人によるオーダーメイドで、希望のデザインやサイズに合わせたこだわりの障子を製作してもらえます。一方、オンラインショップでは、幅広い選択肢の中から手軽に購入できます。古美術市場では、年代物の貴重な障子を見つけることも可能ですが、状態や価格に注意が必要です。購入の際は、デザイン、サイズ、材質、予算などを考慮に入れて、自分に最適な障子を選択しましょう。