家とインテリアの用語『下部ガイド』

2024-03-22

家とインテリアの用語『下部ガイド』

良い家をつくりたい。

先生、『下部ガイド』について教えてください。

建築とインテリア研究家

下部ガイドとは、上吊り式の引き戸の振れを防止する部品だよ。床や方立部に凸型か凹型のガイドを取り付けることで、戸の揺れを防ぐんだ。

良い家をつくりたい。

凸型と凹型のガイドがあるんですね。それぞれの違いはなんですか？

建築とインテリア研究家

凸型ガイドは戸の下部に溝があり、そこにガイドの先端が嵌ることで振れを防ぐもの。凹型ガイドはコの字型のガイドで、戸の下部を包み込むようにして振れを防ぐものだよ。凹型ガイドは戸の製造コストが安くなるけど、見栄えは凸型ガイドの方が良いんだ。

下部ガイドとは。

住宅の引き戸にまつわる用語「下部ガイド」についてご説明します。

下部ガイドとは、上吊りするタイプの引き戸が揺れないようにするための部品です。大きく分けて、凸タイプと凹タイプという2種類の構造があります。

-凸タイプ-

戸の吊り込み前に床や柱にあらかじめ取り付けます。戸を吊り込む際に、戸の下部に加工された溝に下部ガイドの先端が嵌り、戸の揺れを防ぎます。最も一般的な構造で、樹脂製の一体型のものから、樹脂部分が回転するタイプ、大型で高級なものになるとベアリングが内蔵されたタイプまであります。出入り口など、戸に圧力がかかる場所では、抵抗が少ない回転式の下部ガイドが適しています。

-凹タイプ-

「コの字」型の溝を備えた下部ガイドで、戸を包み込むようにして揺れを防ぎます。戸に溝加工が不要なため、製造コストを抑えることができます。ただし、完成した状態で下部ガイドが見えるため、見た目が良くありません。

下部ガイドとは

「下部ガイドとは」

家の装飾やインテリアに関して、下部ガイドは特定の装飾要素を配置するためのガイドラインとして機能します。下部ガイドは、床、窓、壁など、部屋の構造的な特徴に沿って設置され、絵画、棚、その他の装飾品の水平方向の位置を決定します。これらのガイドラインは、部屋のバランスと調和を確保し、視覚的な秩序と統一性を生み出します。

下部ガイドの構造の種類

下部ガイドの種類

下部ガイドの構造は、使用される目的や取り付け方法によって異なります。一般的な種類には以下があります。

* -スライド式- 下のレールに取り付ける引き出し用のガイドで、滑らかに引き出すことができます。
* -ボールベアリング式- ボールベアリングを使用し、引き出しをスムーズに開閉できるガイドです。
* -ローラー式- ローラーを備えるガイドで、より重い引き出しに向いています。
* -アンダーマウント式- 引き出しの下に取り付けるガイドで、上部のガイドレールは見えません。
* -サイドマウント式- 引き出しの両端に固定するガイドで、取り付けが簡単です。

凸タイプ

凸タイプの下部ガイドは、窓枠の下部に設置され、窓を開閉する際のレールとして機能します。このタイプは、縦枠に突起状のガイドレールを備えており、窓下部の溝に沿って上下にスライドします。凸タイプは、住宅やオフィスなど、さまざまな建物で広く使用されています。その利点は、スムーズな開閉動作、安定した保持力、耐久性に優れています。

凹タイプ

凹タイプの「下部ガイド」は、扉や引き出しの底に取り付けられた、レールの下側の部分です。扉や引き出しの重量を受け止め、滑らかに開閉させる役割があります。このタイプは、レールとの接触面積が広く安定感があるため、重いものを入れても歪んだり変形したりしにくいという特徴があります。また、扉や引き出しの底がレールに触れない構造になっているため、ホコリや汚れが溜まりにくく、メンテナンスが容易というメリットもあります。