転ばし床とは?特徴や施工方法を解説

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転ばし床とは?特徴や施工方法を解説

良い家をつくりたい。

転ばし床ってなんですか?

建築とインテリア研究家

転ばし床とは、コンクリートや土間床の上に木造の床下地材や床組材を置いて仕上げた床のことだよ。

良い家をつくりたい。

つまり、コンクリートの床の上に木の床を乗せているってことですか?

建築とインテリア研究家

その通り。そうすることで、コンクリートの冷たさや湿気を和らげ、木のぬくもりや風合いをプラスできるんだ。

転ばし床とは。

「転ばし床」とは、家やインテリアで使われる床の構造で、コンクリートや土間の上に、木製の土台や床材を置いて仕上げたものです。

転ばし床とは

転ばし床とは

転ばし床とは木製の板を敷き詰めた床の一種です。板の 厚みは通常12mm~15mmで、厚めのカーペットやフローリングの上に敷いて使用されます。その特徴は、表面に凹凸があり、足元が不安定になりにくい点にあります。

転ばし床の特徴

転ばし床の特徴

転ばし床の特徴とは、以下のような項目があります。

* 耐久性に優れているコンクリートやモルタルなどの耐久性の高い材料で作られており、経年劣化に強い。
* 水に強い防水性のある材料を使用しているため、水による劣化や腐食に強い。
* 滑りにくい表面に滑り止め加工が施されており、雨や雪などの悪天候でも安全に歩行できる。
* メンテナンスが容易汚れやほこりが付着しても、水洗いなどで簡単に清掃ができる。
* デザイン性が高い多様な色や質感の材料が使用されており、建物や外構の雰囲気に合わせてデザインすることができる。

転ばし床の施工方法

転ばし床の施工方法

-転ばし床の施工方法-

転ばし床の施工は、下地の平準化から始まります。既存の床に段差や凹凸がある場合は、コンクリートモルタルやセメントボードなどで平らにします。防湿処理として、床面に防水シートや防湿シートを張り、湿気のこもりを防ぎます。転ばし床材の取り付けは、下地材に転ばし床材をはめ込んでいきます。床材同士の隙間は通常、5~10mm程度で、この隙間が転倒防止に役立ちます。最後に、転落防止策として、床面に固定具や金物を設置します。これにより、転ばし床材が動いたりずれたりするのを防ぎ、安全性を確保します。

転ばし床のメリット

転ばし床のメリット

転ばし床には、さまざまなメリットがあります。滑りにくく安全であることはその最たる特徴です。転倒によるケガのリスクを軽減し、特に高齢者やお子様がいるご家庭では安心です。耐久性が高いことも大きな利点で、長期間にわたって使用できます。また、メンテナンスが容易で、水拭きや掃除機をかけるだけで汚れを落とすことができます。さらに、幅広いデザインがあり、フローリングやタイルなどを模したものが多く、既存のインテリアに合わせることが可能です。

転ばし床のデメリット

転ばし床のデメリット

転ばし床のデメリット include several drawbacks that should be considered before making a decision about installing this type of flooring. Firstly, 転ばし床は他のタイプの床材よりも高価になる傾向があります。また、施工に高度な技術が必要とされるため、工賃も高くなる場合があります。さらに、転ばし床は滑りやすい表面であるため、転倒事故のリスクがあります。特に、子供や高齢者のいる家庭では、注意が必要です。

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