固定扉(ピボット仕様)とは?メリット・デメリットを解説

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固定扉(ピボット仕様)とは?メリット・デメリットを解説

良い家をつくりたい。

ピボット扉が固定扉として使用される場面について教えてください。

建築とインテリア研究家

主にクローゼット収納で使用されています。

良い家をつくりたい。

ピボット扉の利点は何ですか?

建築とインテリア研究家

少ない力で簡単に開閉でき、上部と下部にしっかり固定されているので安定しています。

固定扉とは。

クローゼットや収納などで使われる「固定扉」は、「ピボット仕様」と呼ばれる方式を採用しています。この方式では、折れ戸の上下に「ピボット金具」というものが取り付けられ、戸が上下に固定されます。ピボット金具のおかげでしっかりと固定され、軽い力で簡単に開閉できます。

ただ、固定扉は左右に引き分けるため、内側がデッドスペース(使いにくい空間)になりやすいというデメリットがあります。そこで、固定扉の調整部品で固定を「可動」に変更できるタイプもあります。可動にすれば、戸を左右どちらからでも開閉できるようになります。ただし、開閉に多少力が必要となりますが、使い勝手の自由度は向上します。

固定扉(ピボット仕様)とは?

固定扉(ピボット仕様)とは?

固定扉(ピボット仕様)とは、一般的なドアと異なり、上下に軸受けが設けられた縦回転式のドアです。ドアの端にピボットヒンジと呼ばれる軸があり、扉がその軸を中心に回転します。この方式により、ドアの開閉時に横方向にスライドする必要がなく、限られたスペースに設置することが可能です。さらに、ドアを完全に開放することで、開放的な間取りになります。

固定扉の仕組み

固定扉の仕組み

固定扉(ピボット仕様)の仕組みは、一般的なドアとは大きく異なります。通常のドアは蝶番で側面の壁に固定されていますが、固定扉は床と天井の両方に支点を持つ支柱で支えられています。そのため、扉の重心が回転軸の中心に位置し、扉を開閉する際に壁に力を加える必要がありません。この構造により、扉がスムーズに回転し、軽い力で開閉できるようになっています。

固定扉のメリット

固定扉のメリット

固定扉のメリット

固定扉は、一般的なドアとは異なり、床と天井に直接固定され、軸を中央に配置して回転するドアです。この構造により、以下のようなメリットがあります。

* -空間の有効活用-通常のドアのように内側に開いたり外側に開いたりする必要がないため、スペースを有効活用できます。特に狭い廊下や玄関など、ドアの開閉によってスペースが限られるような場所に適しています。
* -デザイン性に優れる-固定扉は扉を回転させる構造のため、シンプルなデザインでもスタイリッシュな印象を与えます。モダンなインテリアや商業施設など、デザイン性を重視したい場所にも適しています。
* -バリアフリーに対応-床に敷居がないため、車椅子やベビーカーでも楽に出入りできます。バリアフリーを重視する公共施設や医療機関にも適しています。
* -安全性が高い-ドアが軸を中心に回転するため、ドアが強風や衝撃で外れる心配がありません。防犯性も高く、安全性に優れています。

固定扉のデメリット

固定扉のデメリット

固定扉のデメリットは、片側だけに開くため、開口幅が限定されてしまうことです。また、重い扉の場合、開閉に力が必要になり、バリアフリーの観点からは不向きです。さらに、扉を全開にしても壁にぶつかるため、狭い空間では使いにくくなります。また、開閉スペースが必要になるため、隣接する部屋や廊下などに干渉する可能性があります。さらに、一般的なヒンジ扉に比べて、メンテナンスや修理に費用がかかる場合もあります。

固定扉を可動扉に変更する方法

固定扉を可動扉に変更する方法

固定扉を可動扉に変更する方法

固定扉を可動扉に変更することは、リフォームや増改築の一環として行われることがあります。固定扉はスペースを占有する一方、可動扉はスペースを節約し、動線をスムーズにすることができます。変更するには、いくつかの方法があります。

一番簡単な方法は、既存の固定扉を取り外し、新たに可動枠を設置する方法です。この方法は、壁に十分な強度がある場合に適しています。もう一つの方法は、壁を補強して可動枠を設置する方法です。これは、壁が薄い場合や開口部が大きい場合に必要になります。また、引戸用のレールを設置して可動扉にすることも可能です。この方法は、比較的簡単なだけでなく、費用も抑えられますが、扉の厚みが制限されます。

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