落とし込み浴槽とは?特徴やメリット・デメリット

良い家をつくりたい。
「落とし込み浴槽」とはどのようなものですか?

建築とインテリア研究家
「落とし込み浴槽」は、浴室の床に埋め込まれた浴槽のことです。

良い家をつくりたい。
どのような特徴がありますか?

建築とインテリア研究家
床面から浴槽の縁までの立ち上がりが低くなっているため、またぎやすく入りやすいのが特徴です。
落とし込み浴槽とは。
浴室で「落とし込み浴槽」と呼ばれる浴槽があります。これは、浴室の床の中に埋め込んで設置された浴槽のことで、床から浴槽の縁までの高さは35~45cm程度と設定されています。この高さは、出入りがしやすいよう配慮されています。
落とし込み浴槽とは?

落とし込み浴槽とは、名前のとおり、浴槽部分が床よりも低い位置に埋め込まれているタイプの浴槽のことです。浴槽の縁が床とほぼ同じ高さになるため、出入りが楽で安全性が高いという特徴があります。また、湯船に浸かったときに、浴室の床が湯気で濡れることを防げるため、カビや水垢の発生を抑える効果もあります。
落とし込み浴槽の特徴

落とし込み浴槽とは、床面より低い位置に浴槽を埋め込んだタイプの浴槽のことです。段差がないため、入浴時に足を高く上げる必要がなく、安全で楽に浴槽へ出入りできます。また、浴槽が床面と同レベルになるため、空間が広く感じられ、開放的な雰囲気になります。
落とし込み浴槽のメリット

落とし込み浴槽は、その名の通り、床に埋め込まれたタイプの浴槽です。埋め込まれているため、床面との段差が少なく、また掃除の手間も省けるというメリットがあります。また、浴槽の縁が狭く、また段差がないため、高齢者や身体の不自由な方でも安全に利用できます。さらに、浴槽の存在感が少なく、空間を広く見せることができるという利点もあります。
落とし込み浴槽のデメリット

-落とし込み浴槽のデメリット-
落とし込み浴槽にもいくつかのデメリットがあります。まず、設置費用が比較的高い点です。通常の浴槽よりも配管や工事に手間がかかるため、費用が嵩む傾向があります。また、浴槽が床と同じ高さに設置されるため、高齢者や足腰の弱い方にとっては出入りが不便になる可能性があります。さらに、浴槽内のお湯が冷めやすいのもデメリットの一つです。浴槽と床の間に隙間があるため、そこから熱が逃げやすく、保温性はやや劣ります。
落とし込み浴槽の設置方法

落とし込み浴槽の設置方法は、既存の床面をくりぬいて浴槽を埋め込むスタイルです。この方式では、浴槽の縁が床面とほぼ同じ高さになるため、出入りが容易で、段差による転倒のリスクを軽減できます。また、浴室内が広く感じられるというメリットもあります。
落とし込み浴槽の設置には、まず床のサイズに合わせた浴槽を用意し、床面に浴槽の大きさに合わせた穴を掘ります。次に、浴槽を穴に埋め込み、浴槽と床の隙間をモルタルなどで埋めて固定します。最後に、浴槽の周囲にタイルや床材を張り付ければ完成です。
落とし込み浴槽の設置は、専門の業者に依頼するのが一般的です。適切な施工を行うことで、浴槽の安定性と防水性を確保できます。