コードカーペットって何?種類や特徴を解説

良い家をつくりたい。
コードカーペットについて教えてください。

建築とインテリア研究家
コードカーペットは、繊維をカード機にかけてうね状に接着したボンデッドカーペットのことです。

良い家をつくりたい。
カード機というのは何ですか?

建築とインテリア研究家
カード機とは、繊維をとかしたり、ほぐしたりして、糸状にする機械のことです。コードカーペットは、この機械で加工された繊維を接着剤で固めて作られています。
コードカーペットとは。
住宅やインテリアの分野で、「コードカーペット」という用語が使われます。これは、繊維をカード機でとかした「ウェブ」と呼ばれるもの、または太い糸を波状に接着した「ボンデッドカーペット」を指します。
コードカーペットとは?

コードカーペットとは、床下に電線を敷設する際に使用される、カーペット状の床材のことです。従来の床下に配線する方式では、壁や床に溝を掘ったり、モールを設置する必要がありましたが、コードカーペットを使用することで、配線を容易かつ美的に処理できます。配線はカーペットの裏側に敷設するため、床面がすっきりとした印象になり、部屋を広く見せる効果もあります。
コードカーペットの種類

コードカーペットの種類
コードカーペットとは、裏地に連続したコードが植え込まれたカーペットのことです。コードの太さや密度、素材によってさまざまな種類があります。
ループパイルは、コードがループ状に植え込まれたものです。シャギーのようなボリューム感のあるものから、短く刈り込まれたものまであります。
カットパイルは、ループパイルと同様にコードが植え込まれていますが、ループを切断したものです。高低差が少なく、滑りにくく、お手入れが簡単です。
タイルカーペットは、正方形や長方形などのタイル状に作られたもので、組み合わせたり貼り替えたりして使用できます。汚れや傷がついた一部だけを交換できるのが利点です。
コンビネーションパイルは、ループパイルとカットパイルを組み合わせたものです。デザイン性や機能性を高めることができます。
コードカーペットの特徴

コードカーペットの特徴は、他の床材にはない独自の利点を備えています。まず、耐久性が高く、摩耗や引っかき傷に強いことが特徴です。そのため、商業施設や公共施設など、人の往来が多い場所にも適しています。また、抗菌・防カビ機能に優れているため、清潔で衛生的な環境を保つことができます。さらに、柔軟性があるため、曲面や階段など、複雑な形状にも対応可能です。
コードカーペットの選び方

コードカーペットの選び方
コードカーペットを選ぶ際には、用途や設置場所に合わせて適切なものを選ぶことが重要です。まず、用途を考慮しましょう。オフィスや店舗など人が多く行き来する場所には、耐久性の高いものが適しています。一方、寝室やリビングなどの家庭では、快適性やデザイン性を重視したものも検討できます。次に、設置場所を考えます。屋内なのか屋外なのか、また、直射日光に当たる場所なのか、水のかかる場所なのかなどによって、素材や耐候性を考慮する必要があります。また、サイズや形も設置場所に適合しているか確認しましょう。さらに、色や柄はインテリアとの調和や好みに合わせて選びます。
コードカーペットのメリット・デメリット

-コードカーペットのメリット・デメリット-
コードカーペットには、さまざまな特徴と利点がありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。
メリットとしては、まず、通常のカーペットに比べてメンテナンスが容易です。汚れやほこりが表面から簡単に取り除けます。また、耐水性にも優れ、水分をこぼしてもすぐに浸透しません。さらに、耐久性が高く、摩耗や損傷に対する耐性があります。
一方、デメリットとしては、まず、設置に特殊な技術を要します。また、他のタイプの床材に比べてコストがかかる可能性があります。さらに、硬い感触で、足元が冷たく感じることがあります。また、カーペットの毛羽立ちや静電気が発生することがあります。