アピトンとは?特徴や用途を解説

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アピトンとは?特徴や用途を解説

良い家をつくりたい。

“アピトン”について教えてください。

建築とインテリア研究家

アピトンは、インドや東南アジア原産の耐久性のある木材です。

良い家をつくりたい。

どのような用途で使われますか?

建築とインテリア研究家

橋梁材、枕木、トラックのボディ材、床材、梁など、幅広い用途で使われています。とくに耐久性と耐水性に優れているため、魚市場の運搬台車にも使用されています。

アピトンとは。

「アピトン」は、建築やインテリア分野で使われる木材です。インドから東南アジアにかけて産地があり、見た目は特筆すべき美しさはありません。そのため、表面に出る用途にはあまり向いていません。

しかし、アピトンは耐久性と耐水性に優れています。そのため、橋や枕木、トラックの荷台やパレットなどの幅広い用途で用いられます。さらに、床材や柱、梁などにも使用されています。

また、アピトンは比較的安価です。水を使用する場所、例えば魚市場では木の使用が難しいと考えられがちですが、鉄板では荷物が滑りやすくなります。一方、アピトンは滑り止め効果と耐水性に優れているため、魚市場で運搬台車に使用されることも多いです。

アピトンとは

アピトンとは

アピトンとは、主に東南アジアに生息するディプテロカルプス属の熱帯性硬材です。学名はDipterocarpus spp.で、約70種が含まれます。アピトン材は赤みがかった茶色から黄褐色で、緻密で重く、乾燥すると美しい光沢を放ちます。耐久性と耐腐朽性に優れ、強度も高く、船舶のデッキや橋の建築材として広く利用されてきました。また、家具やフローリングなどの装飾用にも使用されています。

アピトンの特徴

アピトンの特徴

アピトンの特徴は、非常に優れています。まず注目すべき点は、その高い強度です。硬さや耐久性に優れており、他の熱帯硬材と比較しても遜色ありません。また、耐候性も高く、屋外での使用にも適しています。さらに、アピトンは緻密で均一な木目を持っているので、加工性にも優れています。

アピトンの用途

アピトンの用途

アピトンの用途その優れた特徴から、アピトンは多様な用途に用いられています。建設業界では、その強度と耐久性から、住宅、橋梁、船舶の建設に使用されています。また、アピトンの優れた耐水性と腐食耐性は、港湾構造物や海上プラットフォームなどの屋外環境に最適です。

アピトンの価格

アピトンの価格

アピトンの価格は、板材の厚さやサイズ、流通地域によって異なります。一般的に、厚さやサイズは大きいほど、また流通地域が遠方であるほど価格は高くなります。ただし、アピトンは比較的入手しやすい木材であるため、他の希少木材に比べて価格帯は手頃な傾向にあります。具体的には、1m³あたりの価格は、4~6万円程度からとなります。

アピトンを活用した事例

アピトンを活用した事例

アピトンを活用した事例として、屋外の構造物が挙げられます。その耐久性と耐腐食性により、橋や杭、フェンス、船舶の甲板などに使用されています。また、家具や建造物の内装にも用いられ、その重厚感と美しい木目が空間を演出します。さらに、楽器製作にも適しており、ドラムスティックやギターの指板などに使用されています。その用途の広さは、アピトンの優れた特性を物語っています。

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