紙系壁紙のすべて!種類や特徴を徹底解説

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紙系壁紙のすべて!種類や特徴を徹底解説

良い家をつくりたい。

先生、紙系壁紙について教えてください。

建築とインテリア研究家

はい。紙系壁紙は、その名の通り紙を主素材とする壁紙です。普通紙、難燃紙、紙布などが使われます。

良い家をつくりたい。

表面化粧層にプラスティックが使用されていることもあるんですね。

建築とインテリア研究家

ただし、プラスティックの使用量は20g/㎡以上でなければ紙系壁紙と認められます。

紙系壁紙とは。

壁紙の分類のひとつ「紙系壁紙」とは、主に紙(普通紙、難燃紙、紙布)を使って作られたものです。ただし、表面をコーティングするプラスティックの量が20グラム/平方メートル以上あるものは含まれません。

紙系壁紙とは?

紙系壁紙とは?

紙系壁紙とは、その名の通り、紙をベースとした壁紙です。紙に印刷や加工を施し、手軽に取り付けられるようにロール状に巻かれています。繊維質の紙を使用しているため、通気性や吸湿性に優れています。また、種類が豊富で、シンプルな無地のものから、柄物やテクスチャーのあるものまで幅広く揃っています。紙がベースのため、一般的にはビニール系壁紙や織物壁紙と比べて安価で、DIYでも貼り付けられます。ただし、水や汚れに対しては弱く、耐久性も比較的低いため、水分や汚れが付きやすい場所には不向きです。

紙系壁紙の種類

紙系壁紙の種類

紙系壁紙の種類として、様々に特徴の異なるものが存在します。一般的な「紙壁紙」は、紙に柄が印刷されており、安価で扱いやすいのが特徴。光沢や凹凸などの加工が施された「ビニール壁紙」は、耐水性や汚れにくさ、お手入れのしやすさが強みです。また、和室などの伝統的な空間に合う「障子紙壁紙」は、風合いのある質感と採光性が魅力。さらに、厚手の紙を何層も重ねて作った「和紙壁紙」は、耐久性や耐火性、調湿性に優れています。

紙系壁紙のメリット・デメリット

紙系壁紙のメリット・デメリット

-紙系壁紙のメリット・デメリット-

紙系壁紙は、種類が豊富で、デザインのバリエーションが幅広いことが特徴です。和紙の風合いを生かした伝統的なものから、モダンでスタイリッシュなものまで、さまざまなスタイルの部屋に合わせることができます。また、通気性がよく調湿機能があるため、室内の空気を快適に保ってくれます。

ただし、紙系壁紙にはデメリットもあります。第一に、水に弱いため、水回りなどの湿気の多い場所には不向きです。また、破れやすいため、衝撃や引っかき傷に注意する必要があります。さらに、汚れが付きやすく、お手入れに手間がかかるという点も考慮が必要です。

紙系壁紙の施工方法

紙系壁紙の施工方法

-紙系壁紙の施工方法-

紙系壁紙の施工は、初心者でも比較的容易に行えます。基本的には、下地処理糊付け貼付けの3つの工程で構成されています。

下地処理では、壁面の汚れや凹凸を補修します。壁紙を剥がす場合は、専用の剥がし液を使用します。その後、壁面をサンドペーパーやパテで平らにしていきます。

続いて、糊付けです。紙系壁紙には、あらかじめのり材が塗布されているタイプと、別途のり材が必要なタイプがあります。のり材が必要な場合は、メーカーの指示に従って水で溶かして使用してください。

最後に、貼付けを行います。壁紙を壁面に当て、上から下に向かって丁寧に貼っていきます。しわが寄らないように注意し、余分な糊を拭き取ります。貼付け後は、専用のローラーやヘラを使用して、しっかりと壁面に定着させます。

おすすめの紙系壁紙

おすすめの紙系壁紙

おすすめの紙系壁紙

紙系壁紙は豊富な種類があり、さまざまなニーズに対応できます。ここでは、その中から特に推奨されるタイプをいくつかご紹介します。

* -和紙壁紙-日本の伝統的な和紙で作られた壁紙で、自然な風合いと優しい手触りが特徴です。吸湿性にも優れています。
* -紙クロス壁紙-薄い紙でできた壁紙で、自然な質感があり、部屋に温かみを与えます。通気性にも優れています。
* -不織布壁紙-紙パルプと化学繊維を混合して作られた壁紙で、耐久性と耐水性に優れています。汚れがつきにくく、お掃除が簡単です。
* -エンボス壁紙-紙の表面に凹凸模様を施した壁紙で、高級感や立体的な印象を与えます。壁の傷や凹凸を隠す効果もあります。
* -ラミネート壁紙-ビニールでラミネート加工を施した壁紙で、防水性と耐摩耗性に優れています。飲食店や水回りのような汚れや傷がつきやすい場所に適しています。

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