「三和土」のすべて!土間との違いや玄関床にピッタリな種類とは?

良い家をつくりたい。
先生、三和土と土間って何が違うんですか?

建築とインテリア研究家
三和土とは、土間の中の一種で、玄関から土足で入れる土間のことを指します。

良い家をつくりたい。
じゃあ、一般的に玄関の床に使われているのは、三和土ということですか?

建築とインテリア研究家
はい、そうです。玄関の床で土足で上がれる部分は、三和土と呼ばれています。
三和土とは。
「三和土」とは、玄関では土足で上がれるように土やコンクリートで仕上げた部分のことです。もともと、風化した花崗岩を叩いて作った「叩き土」に石灰や水、苦汁を混ぜて練り、それを塗って叩き固めたものを指します。
「土間」との違いは、「三和土」は玄関にある土間の一種で、土足で上がれるよう加工されている点です。
玄関の床に適した「三和土」としては、以下のものが挙げられます。
* タイル:耐久性が高く、汚れが落ちやすい。
* コンクリート:安価で施工が容易だが、デザイン性に乏しい。
* 御影石:高級感があり、耐久性に優れる。
* タイルカーペット:滑りにくく、汚れが目立ちにくい。
三和土とは?

「三和土」は、土間に用いられる固くて丈夫な仕上げ材です。粘土、砂、石灰などの材料を混ぜ合わせて作られます。土間とは、玄関や勝手口など屋外と屋内の間の空間ですが、三和土はより狭義の概念で、土間の一部である、玄関の床部分にのみ用いられることを指します。一般的に、三和土は土間に比べてより平らで滑らかな表面を持ち、美観性に優れています。
三和土と土間との違い

三和土と土間は、どちらも土でできた床ですが、その特徴には違いがあります。まず、三和土は土、砂、石灰を混ぜ合わせて作られるのに対し、土間は土と砂のみを混ぜ合わせて作られます。また、三和土は表面が滑らかで固いのに対し、土間はざらざらとして柔らかく、硬さが異なります。さらに、耐火性・耐水性においても、三和土の方が優れています。ただし、土間は加工が容易で、設置や修繕が容易です。
三和土の特徴

三和土とは、石灰、砂、粘土を混ぜて固めた床材のことで、主に屋外の土間や玄関床に使用されます。耐久性と耐水性に優れているのが特徴です。
三和土の表面は滑りにくく、水はけもよいため、雨や雪の多い地域でも安心して使用できます。また、吸湿性があるため、湿気を吸収して室内を快適に保ちます。
玄関床にピッタリの三和土の種類

玄関床に適した三和土の種類は、耐久性とデザイン性に優れています。
「大谷石調」は、風合いのある表面が特徴で、自然な雰囲気を演出できます。
「コンクリート調」は、滑りにくく摩耗に強いので、実用性重視の方におすすめです。
「タイル調」は、さまざまな色や模様が選べるので、玄関の雰囲気に合わせてカスタマイズできます。
三和土の施工方法

三和土の施工方法その種類や特徴についてご説明したところで、いよいよ施工方法について解説します。三和土は慣れないと難しい工程もありますが、コツさえつかめば自分でも十分作業できます。まずは必要な材料を確認しておきましょう。三和土施工に必要な材料は、土、砂、石灰、水です。配合の割合は土15砂5石灰1が基本となります。また、水分の量も重要で、握ってみるとまとまり、ひび割れない程度が適正です。