垂れ壁とは?インテリア用語の解説

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垂れ壁とは?インテリア用語の解説

良い家をつくりたい。

垂れ壁について教えてください。

建築とインテリア研究家

垂れ壁とは、天井から床面に向かって垂直に伸びる、低い壁のことです。一般的に50cm以上の高さが床面からあります。

良い家をつくりたい。

なるほど、垂れ壁にも防煙壁という種類があるんですね。

建築とインテリア研究家

はい、建築基準法で防煙壁と定義されています。火災時に煙の拡散を防止する役割があります。

垂れ壁とは。

「垂れ壁」とは、住宅やインテリア用語で、天井から下に垂れ下がった壁のことを指します。建築基準法では、天井から50cm以上床側に張り出した垂れ壁を「防煙壁」と定義しています(建築基準法施行令第126条の2)。

垂れ壁の定義と建築基準法での分類

垂れ壁の定義と建築基準法での分類

垂れ壁とは、建築用語において、一定の高さまで垂直に立ち上がり、その上部が片流れまたは寄棟状に傾斜している壁を指します。建築基準法では、垂れ壁は次のように分類されています。

* 1階建ての建物で、高さ6m以下で傾斜角度が45度以下のもの
* 2階建て以上の建物で、高さ3m以下で傾斜角度が45度以下のもの
* 建築物の角にあり、高さ6m以下で傾斜角度が45度以下のもの

これらの要件を満たす垂れ壁は、建築基準法上の容積率計算において除外されます。

垂れ壁の役割と種類

垂れ壁の役割と種類

-垂れ壁の役割と種類-

垂れ壁には、空間を間仕切るという基本的な役割のほかに、収納スペースの確保間接照明の設置など、さまざまな用途があります。

種類としては、固定式可動式があります。固定式垂れ壁は壁に直接取り付けて固定されており、部屋を完全に間仕切ることができます。一方、可動式垂れ壁はレールやヒンジで壁に取り付けられており、必要に応じて移動させることが可能です。

垂れ壁のメリット・デメリット

垂れ壁のメリット・デメリット

-垂れ壁のメリット・デメリット-

垂れ壁はさまざまな利点があります。まず、空間を区切ったり、プライバシーを確保したりできます。また、壁に収納スペースや棚を追加したり、照明を取り付けたりすることで、実用性と美観を向上させることができます。さらに、垂れ壁は構造的なサポートを提供し、地震や強風に耐えることができます。

ただし、垂れ壁には欠点もあります。まず、設置や修繕に費用がかかります。また、空間を狭く感じさせたり、視界を遮ったりすることもあります。さらに、垂れ壁は湿気や結露の影響を受けやすく、カビや腐食が発生する可能性があります。そのため、適切な換気とメンテナンスが不可欠です。

垂れ壁のインテリアでの活用方法

垂れ壁のインテリアでの活用方法

垂れ壁のインテリアでの活用方法

垂れ壁は、部屋を仕切ったり、収納スペースや飾り棚として利用したりと、インテリアでの活用方法はさまざまです。例えば、壁の一部を切り取ったり、間仕切りとして設置したりすることで、部屋にメリハリを生み出したり、プライベート空間を作ることができます。また、壁に棚や引き出しを組み込んだり、飾り棚として使用したりすることで、収納スペースを増やしたり、インテリアのアクセントとして取り入れることができます。垂れ壁を別の空間に仕切る壁のように使用したり、装飾的な要素として取り入れたりすることで、空間を効果的に活用することができます。

防煙壁としての垂れ壁

防煙壁としての垂れ壁

垂れ壁は、防火壁の一種で、延焼を防止する役割を果たします。ビルの室内と外気を隔てる壁面部分に設置され、火災が発生した場合に、その仕切られた空間内で火災を閉じ込めて拡散を防ぎます。具体的には、ビルの内部に張り出して設置された壁面状の構造物のことです。そのため、垂れ壁は防煙壁としても機能し、室内に煙が侵入するのを防ぐ役割も担っています。

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