防炎ラベルとは?家とインテリアの用語を解説

良い家をつくりたい。
防炎ラベルについて教えてください。

建築とインテリア研究家
防炎ラベルとは、防炎物品であることを示すために添付されるラベルのことです。カーテンなど、防炎物品を使用する場合に必要になります。

良い家をつくりたい。
防炎物品って、どのような物品ですか?

建築とインテリア研究家
防炎物品とは、火災が発生した際に燃え広がりにくくなるように加工された物品のことです。カーテン、暗幕、じゅうたんなどが該当します。
防炎ラベルとは。
「防炎ラベル」とは、家庭やインテリアで使用されるカーテン、遮光幕、緞帳、布製ブラインド、カーペットなどの「防炎・防火対象物」に必ず貼付するラベルのことです。法令により、これらの物品は「防炎品」であることが求められており、防炎ラベルはそのことを証明しています。特にカーテンの場合は、1枚ごとに防炎ラベルが簡単に剥がれないよう表示することが義務付けられています。
防炎ラベルとは?

防炎ラベルとは?防炎ラベルは、繊維製品に縫い付けられているラベルで、その製品が特定の防炎基準を満たしていることを示しています。これらの基準は、火災の発生を防ぎ、火災が発生した場合にその被害を最小限に抑えることを目的として作られています。防炎ラベルは、家庭用や商業用のさまざまな繊維製品に適用されており、カーテン、カーペット、寝具などのアイテムに縫い付けられていることがあります。
なぜ防炎ラベルが必要なのか?

-なぜ防炎ラベルが必要なのか?-
防炎ラベルは、火災の発生や拡大を防ぐことを目的としています。家具や布製品に添付されており、それらの素材が特定の安全性基準を満たしていることを示しています。防炎ラベルがある製品は、着火が難しく、火災が発生しても延焼が遅くなります。
特に公共施設や商業施設では、耐火性や防炎性が求められ、防炎ラベルの取得が必須となっています。また、家庭でも火災の危険性を認識し、防炎処理された製品を選択することが重要です。防炎ラベルは、万が一の際に、大切な命や財産を守るための重要な指標となります。
防炎ラベルの表示義務

防炎ラベルの表示義務
防炎ラベルの表示が義務付けられているのは、住宅のカーテン、カーペット、敷物、クッション、寝具などの居室内で使用される布製品です。これらの製品は、火災が発生したときに燃え広がったり、有毒なガスを出したりしないようにするため、防炎加工が施されています。防炎ラベルには、その製品が防炎基準を満たしていることが明記されており、消費者にとって安全性を確認する上で重要な情報となっています。
防炎ラベルの種類

「防炎ラベルの種類」
防炎ラベルは、その目的や適用範囲によってさまざまな種類があります。 一般的な種類としては、次のようなものがあります。
* -一般防炎ラベル- 居住空間のカーテンやカーペットなど、一般の家庭用ファブリックに適用されます。火が付きにくく、延焼を抑制する効果があります。
* -特防炎ラベル- 公共施設やホテルなどの不特定多数の人が利用する場所のファブリックに適用されます。一般防炎ラベルよりも高い防炎性能を備えています。
* -難燃ラベル- 劇場や飛行機の座席など、より高い防炎性能が求められる場所に適用されます。火がほとんど燃えず、火災の拡大を大幅に抑制します。
防炎ラベルの確認方法

防炎ラベルの確認方法
防炎ラベルは、家具やカーテンなどの家庭用品に貼られています。製品の内側や目立たない部分を確認しましょう。ラベルには、「防炎」の文字だけでなく、「防炎性能試験合格」などの表記があります。また、試験機関名や合格番号も記載されています。これらの情報は、製品が正しい試験手続きに従って検査され、防炎性能を満たしていることを示しています。