カーテンウエイトとは?役割や種類を解説

良い家をつくりたい。
先生、「カーテンウエイト」について教えてください。

建築とインテリア研究家
カーテンウエイトは、カーテンの裾のラインを美しく見せるだけでなく、風によるカーテンの揺れを防ぐおもりの総称です。

良い家をつくりたい。
おもりの役割があるんですね。カーテンの揺れって気になりませんでしたが、たしかに防いでくれると便利そうです。

建築とインテリア研究家
おもりがあることで、カーテンが整然と垂れ下がります。また、窓からの冷気や熱気を遮断する効果もありますよ。
カーテンウエイトとは。
インテリアの用語である「カーテンウエイト」とは、カーテンの裾をきれいに整え、風でカーテンが揺れるのを防ぐための重りのことです。
カーテンウエイトの役割

カーテンウエイトとは、カーテンの下部に吊るしてカーテンが揺れるのを防ぐための錘のことです。 カーテンウエイトを使用すると、カーテンの裾が風や人の動きなどで揺れるのを抑え、室内の空気を循環させることができます。また、カーテンの重さによって生地のたるみやシワが軽減され、美しいドレープを演出することができます。
カーテンウエイトの種類

-カーテンウエイトの種類-
カーテンウエイトは、主に次の3種類に分類されます。
* -窓枠用ウエイト-
窓枠に取り付けられてカーテンを垂れ下げるタイプです。窓枠に固定されるため、安定感のある仕上がりになります。
* -カーテンレールのレール内蔵ウエイト-
カーテンレール内部に組み込まれているウエイトです。レールに沿ってカーテンをスライドさせる際に、滑らかな動きを可能にします。
* -カーテン本体への縫い込みウエイト-
カーテン生地の裾に直接縫い込まれるウエイトです。カーテンの裾を重くすることで、風によるバタつきを抑えたり、裾を引きずったりすることを防いだりします。
カーテンウエイトの選び方

カーテンウエイトの選び方は、窓のサイズや重さ、カーテンの生地の種類によって異なります。標準的な窓には、約20g~50gのウエイトが適しています。より重いカーテンや大きな窓の場合は、70g~100gのウエイトが推奨されます。カーテンの生地が厚みや重さがある場合は、より重いウエイトを選択すると、カーテンがより優雅に垂れ下がり、風による煽りを防ぐのに役立ちます。逆に、薄い生地のカーテンには、軽いウエイトを使用すると、より軽やかな動きが生まれます。
カーテンウエイトの取り付け方

カーテンウエイトの取り付け方
カーテンウエイトを取り付けるには、まずカーテンの裾に重りを縫い付けます。重りは市販のものを使っても、小石や砂を入れた袋でも代用できます。重りを縫い付けたら、カーテンをレールに吊るし、ウエイトが床に接触するまで垂らします。ウエイトを吊るす紐やワイヤーをレールに固定し、ウエイトの位置を調整してカーテンが床にぴったりとつくようにします。そうすることで、カーテンが風に揺れても舞い上がることなく、美しいドレープを描くようになります。
カーテンウエイトのお手入れ方法

カーテンウエイトのお手入れ方法
カーテンウエイトは、洗濯可能な素材で作られているものが多いですが、素材によっては洗濯機での洗濯ができないものもあります。正しくお手入れをすることで、カーテンウエイトをきれいな状態に保ち、より長く使用できます。
洗濯可能なカーテンウエイトは、中性洗剤を使用し、洗濯機で「ドライコース」または「手洗いコース」で洗濯します。ただし、素材がデリケートな場合は、手洗いが推奨されます。洗剤を使用する際は、過剰に使用しないように注意しましょう。