知っておきたい家とインテリアの用語「オルダー」

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知っておきたい家とインテリアの用語「オルダー」

良い家をつくりたい。

「オルダー」という用語について教えてください。

建築とインテリア研究家

オルダーとは、カバノキ科ハンノキ属の落葉高木で、湿地や沼地を好みます。

良い家をつくりたい。

オルダーの主な特徴は何ですか?

建築とインテリア研究家

オルダーは、淡褐色の心材、軽い木質、加工性の良さ、塗装性の良さが特徴です。家具や建具の芯材として使用されています。

オルダーとは。

住宅やインテリアで「アルダー」と呼ばれる木があります。アルダーとは、カバノキ科ハンノキ属の落葉性の大木で、ハンノキに近い種です。別名で「オルダー」とも呼ばれます。

ヨーロッパ、アジア、ロシア、日本に分布する「コモンアルダー」、カナダやアメリカに分布する「レッドアルダー」をはじめ、「グレイアルダー」、「ウエスタンレッドアルダー」、「ウエスタンアルダー」などの種類があります。

湿地や沼地を好んで生息し、樹高は20メートル近く、直径は約70センチメートルに達します。散孔材のため、心材と辺材の境界や年輪がはっきりせず、淡褐色を帯びています。

気乾比重が0.4から0.5と比較的軽く柔らかい材質で、乾燥が早く、加工や塗装がしやすいです。アメリカでは家具材や建具材などに使われ、日本では家具や建具の芯材としても用いられます。

オルダーの基本情報

オルダーの基本情報

オルダーとは、モクセイ科ハンノキ属の広葉樹です。学名はAlnus glutinosaで、ヨーロッパやアジアに広く分布しています。日本でも北海道や東北地方で「ハンノキ」として親しまれています。オルダー材は淡い黄褐色から赤褐色をしており、緻密で硬く、加工しやすい特徴があります。家具や床材、楽器などの幅広い用途に使用されます。

オルダーの特徴

オルダーの特徴

オルダーの特徴

オルダーは落葉広葉樹で、淡く黄褐色から赤褐色の美しい木肌が特徴です。木目には直線的なものから波状のものまでさまざまなタイプがあり、光沢のある仕上げを施すと際立ちます。オルダーは強度と耐久性に優れており、家具やキャビネット、床材など、さまざまな用途に適しています。また、加工が容易で、着色や塗装によってさまざまなスタイルに対応できます。

オルダーの用途

オルダーの用途

オルダーの用途は多岐にわたり、家具、キャビネット、ドア、窓枠、階段など、さまざまな用途に使用されています。その耐久性と適度な硬さにより、椅子やテーブルなどの耐摩耗性の高い家具に適しています。また、その美しい木目と淡い色合いは、寝室や居間などの家具に洗練されたタッチを与えます。さらに、オルダーはドアや窓枠の枠組み、または階段の踏み板や手すりなどの建築資材としても使用されています。この用途では、その強度と耐久性が求められます。

オルダーに似ている木材

オルダーに似ている木材

オルダーに似ている木材 としては、ブナ科に属する ビーチ が挙げられます。ビーチは光沢があり、淡い色味で、オルダーと同様の緻密な木目を持っています。また、メープル もオルダーに似ていますが、やや硬く、黄色味がかった色調が特徴です。さらに、バーチ はブナ科のもう一つの木材で、黄白色から淡褐色の色味を持ち、オルダーの木目よりもやや荒いのが特徴です。これらの木材は、いずれもオルダーに代わる優れた選択肢となり、さまざまな家具やインテリアに使用されています。

オルダーを使ったインテリア実例

オルダーを使ったインテリア実例

オルダーを使ったインテリア実例

オルダーはさまざまなインテリアスタイルに取り入れることのできる、用途の広い木材です。暖かみのある色合いと豊かな木目が特徴で、モダンから伝統的なスタイルまで幅広く調和します。オルダーを使用したインテリアの例としては、温もりと魅力を演出する木の床、キッチンやバスルームのキャビネットやカウンタートップ、高級感のある家具などがあります。また、ドアのトリムや窓枠など、家の構造的な要素にも使用できます。オルダーの自然な美しさが空間全体の雰囲気を向上させ、居心地の良い洗練された空間を作り出します。

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