【用語解説】箱ひだ（ボックスプリーツ）とは？

2024-03-21

【用語解説】箱ひだ（ボックスプリーツ）とは？

良い家をつくりたい。

「箱ひだ／ボックスプリーツ」って言葉、聞いたことはあるのですが、具体的にどういうひだなのかよくわかりません。

建築とインテリア研究家

「箱ひだ」は、つまんだひだ部分を左右均等に折りたたんで、平たく箱状に縫いとめたひだのことです。カーテンやベッドスプレッドなどに用いられ、立体感とボリューム感を出します。

良い家をつくりたい。

「左右均等に折り畳む」というのは、ひだの幅が左右で同じという意味ですか？

建築とインテリア研究家

そうです。左右のひだ幅が均等になるように、丁寧に折りたたんで縫い止めることで、箱状のしっかりとしたひだが完成します。

箱ひだ／ボックスプリーツとは。

家屋やインテリアの装飾において、「ボックスプリーツ」とは、生地をつまんで左右均等に折りたたみ、箱状に平たく縫い合わせたひだを指します。

箱ひだ（ボックスプリーツ）とは？

【用語解説】箱ひだ（ボックスプリーツ）とは？

箱ひだ（ボックスプリーツ）とは、布地に等間隔で平行に縫い込まれた、折りたたんだ襞のことです。プリーツの幅と深さはさまざまで、独特の立体的な質感を生み出します。

箱ひだの種類

箱ひだは、ひだの形状によってさらに分類することができます。一般的な種類は次のとおりです。

* -トリプルボックスプリーツ- 最も一般的な箱ひだで、3本の平行な裁断線を折り込んで作成します。
* -プレボックスプリーツ- 裁断線が1本しかないため、よりも細くシャープなひだになります。
* -インバーテッドボックスプリーツ- ひだが内側に折り込まれ、表面からは見えません。
* -アンダーボックスプリーツ- ひだが下向きに折り込まれ、裾にボリュームを加えます。

箱ひだの用途

箱ひだの用途は非常に多様です。まず、プリーツスカートやプリーツパンツなど、衣服の装飾用としてよく用いられます。また、カーテンやスクリーンなどのインテリアアイテムにも使用され、優雅で立体的な表情を演出します。さらに、折り紙やラッピングなど、クラフト分野でも折り目やすっきりしたラインを容易に表現するために広く活用されています。さらに、一部では工業用材料としても使用され、強度や柔軟性を向上させる目的で製品の構造に組み込まれています。このように、箱ひだはファッション、インテリア、クラフト、さらには産業分野まで、幅広い用途でその有用性を発揮しているのです。

箱ひだの作り方

-箱ひだ（ボックスプリーツ）の作り方-

箱ひだを作るには、まず生地の端から均等に間隔を取って印をつけます。印の位置で生地を折りたたみ、アイロンをかけて折り目が定着するようにします。次に、最初に折った折り目の内側にもう一度折りたたみ、先ほどの折り目と重なるようにアイロンをかけます。これで箱ひだの基礎的な形が完成します。さらに、両端を折り込んで底を作成し、アイロンをかけて形を整えます。