ジョリパットとは?塗装剤の特徴やメリット・デメリット・価格などを解説

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ジョリパットとは?塗装剤の特徴やメリット・デメリット・価格などを解説

良い家をつくりたい。

ジョリパットってなんですか?

建築とインテリア研究家

ジョリパットとは、耐久性や防カビ・防藻性などに優れた水性タイプのアクリル樹脂をバインダーとした砂壁状の塗装剤のことです。

良い家をつくりたい。

それは外壁だけでなく内装にも使えるんですか?

建築とインテリア研究家

はい。粘りのある特性を生かして、コテやローラーで仕上げるほか、水で薄めて吹き付け仕上げに用いるなど、自由度の高い塗装剤とされています。

ジョリパットとは。

「ジョリパット」とは、耐候性や防カビ・防火性に優れた水性アクリル樹脂をバインダーとする砂壁状の塗装剤です。柔軟性が高いので、コテやローラーで仕上げることに加え、水で薄めて吹き付け塗装にも使用できます。多様な仕上げ方法が可能なのがジョリパットの特徴です。今回は、ジョリパットの用途(外壁・内装)、メリット・デメリット、価格、仕上げパターンの解説を行います。

ジョリパットの特徴

ジョリパットの特徴

ジョリパットの特徴

ジョリパットは、樹脂と石材粉を主成分とした外壁塗装材です。他の塗装材と比べて大きな特徴があります。まず、高い耐候性を備えています。紫外線や雨風、衝撃に強く、長期間美しい外観を維持できます。また、多彩なテクスチャーが表現できることも特徴です。表面に凹凸を付けることで、石造りや木造のような風合いを演出できます。さらに、優れた防水性を持ち、外壁の雨漏りなどを防いでくれます。

ジョリパットのメリット

ジョリパットのメリット

-ジョリパットのメリット-

ジョリパットは、優れた耐候性が特徴の塗装剤です。紫外線や雨風などによる劣化に強く、長期間美しさを保ちます。また、高い防水性も備えているため、外壁からの水の浸入を防ぎ、建物の耐久性を高めます。

さらに、ジョリパットは通気性に優れています。外壁に塗布することで、内部にたまった湿気を放出し、結露の発生を抑えます。これにより、快適な居住空間を保ち、カビやダニの繁殖を防ぎます。

また、ジョリパットは意匠性に富んだ仕上げが可能です。ローラーやコテなどで塗布することで、様々な質感や模様を表現できます。そのため、建物の外観に個性と魅力を加えることができます。

ジョリパットのデメリット

ジョリパットのデメリット

ジョリパットのデメリットとして注目すべき点は、その価格です。他の外壁材と比べるとジョリパットは高価になりがちで、施工費もかさみます。また、施工には熟練した技術者が必要となるため、DIYでは難しいのが現状です。

さらに、ジョリパットは塗膜が厚いため、外壁の厚みが増し、その分建物全体の重量が重くなります。また、通気性がやや低いため、湿気がこもりやすくなる点も考慮する必要があります。加えて、ジョリパットは汚れが付きやすく、特に雨垂れが生じやすいとされています。

ジョリパットの価格

ジョリパットの価格

ジョリパットの価格は、施工面積や使用材料の種類、作業の難易度などによって異なります。一般的には、1平米あたり1,000~2,500円が相場です。付帯工事費や下地処理費などを含めると、1平米あたり2,000~4,000円程度が必要になります。

高耐久性や防水性など、優れた性能を持つジョリパットは、やや高価な塗り壁材です。しかし、長期間塗り替えが不要になるため、トータルコストでは他の塗り壁材より安価になる場合もあります。

ジョリパットのパターン

ジョリパットのパターン

ジョリパットのパターン

ジョリパットの最大の特徴の一つは、その多彩なパターンにあります。スタンプやローラー、コテなどを用いて、さまざまな表面仕上げが可能です。最も一般的なパターンは、凹凸のある「パターンA」と、なめらかな「パターンB」ですが、他にも「パターンC」や「パターンD」など、数十種類以上ものパターンがあります。

パターンの選択は、建物の外観や用途によって異なります。凹凸のあるパターンは、汚れが目立ちにくく、プライバシー性も高くなります。一方、なめらかなパターンは、より洗練された印象を与え、汚れが付きにくくなります。好みのパターンを選択することで、建物の個性を演出できます。

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