ペンキ下地クロス／ペンキ塗装壁紙

ペンキ下地クロス／ペンキ塗装壁紙

ペンキ下地クロスとは

ペンキ下地クロスとは、通気性に優れた不織布（ふしょくふ）に、ペンキを塗布できるように加工を施した壁紙です。
従来の壁紙と異なり、デコボコした凹凸がないため、ペンキを塗りやすく、仕上がりが滑らかで均一になります。また、汚れや水にも強く、お手入れが容易です。
塗装を検討している場合や、既存の壁の凹凸を隠したい場合など、さまざまな用途に適しています。

ペンキ下地クロスでできること

ペンキ下地クロスは、その名の通りペンキ塗装に適した下地となる壁紙です。一般的な壁紙に比べ、表面に特殊な加工が施されており、ペンキがしっかりと密着し、仕上がりがきれいになります。そのため、手軽に壁を塗り替えて、部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。また、下地が補強されているため、古い壁紙の上から貼ることも可能で、剥がす手間や費用を省けます。

ペンキ下地クロスにできる塗装

ペンキ下地クロスには、さまざまな塗装が可能です。代表的なものは次のとおりです。

水性ペンキ 水性ペンキは、水で薄めて使用します。臭いが少なく、扱いやすいのが特徴です。ただし、耐水性や耐久性に劣ります。

油性ペンキ 油性ペンキは、シンナーで薄めて使用します。耐水性や耐久性に優れていますが、臭いが強く、乾燥時間が長いです。

エマルジョン系ペンキ エマルジョン系ペンキは、水と油を混ぜ合わせたタイプのペンキです。水性ペンキの扱いやすさと油性ペンキの耐久性の両方を兼ね備えています。

ペンキ下地クロスを活用した空間づくり

ペンキ下地クロスは、ペイントの仕上げを美しく見せるために使用される特殊な壁紙です。通常の壁紙と異なり、表面に凹凸がなく滑らかなため、ペンキを塗布したときにムラやはがれが発生しにくくなります。この特性を活かして、ペンキ下地クロスを活用したさまざまな空間づくりが可能です。

例えば、一面に鮮やかなカラーのペンキを塗れば、部屋にインパクトを与えるアクセントウォールが完成します。また、落ち着いた色調のペンキを重ね塗りすることで、柔らかな雰囲気を演出することもできます。さらに、複数の色をブロック状に塗り分ければ、オリジナリティ溢れる空間を創出することができます。ペンキ下地クロスを活用することで、ペイントの表現力を最大限に引き出し、思い描く理想の空間を創造することができます。

ペンキ下地クロスの施工方法

ペンキ下地クロスの施工方法は、ペンキ塗装をきれいに仕上げるための重要なステップです。まず、施工する壁面の汚れやほこりをきれいに取り除き、凹凸があればパテで埋めます。次に、ペンキ下地クロスを壁に貼り付けます。このとき、空気が入らないようにしっかりと押さえながら貼り付けましょう。最後に、パテで継ぎ目を埋め、サンドペーパーで表面を滑らかに整えて完成です。これらの手順を正しく行うことで、ペンキを塗布したときにムラや凹凸のない美しい仕上がりが得られます。