シャッターの基礎知識

良い家をつくりたい。
「シャッター」について詳しく知りたいです。

建築とインテリア研究家
シャッターとは、防犯・防火目的で設置される金属製の鎧戸で、細長い金属板が1枚につなげられ、巻き上げて収納できるようになっています。

良い家をつくりたい。
軽量シャッターと重量シャッターの違いは何ですか?

建築とインテリア研究家
重量シャッターは大型の建物(倉庫や商業施設など)に設置され、機械で開閉されます。軽量シャッターは住宅の窓やガレージなどで使われ、多くは手動で開閉されます。
シャッターとは。
建築用語における「シャッター」とは、細い金属板を連ねて巻き上げて収納できる、金属製の鎧戸のことです。防犯や火災予防のために設置されます。
一般的に、大型の建物(工場、倉庫、商業施設など)には重量シャッターが、住宅の窓やガレージには軽量シャッターが使用されます。
商業施設や学校などの大きな建物では、重量シャッターが屋内の防火扉として用いられ、階段や吹き抜け付近に設置されます。煙感知器が作動すると自動で下降するタイプもあります。
重量シャッターは機械で開け閉めしますが、軽量シャッターは主に手動で操作されます。
日本では、明治時代に日本銀行本店にイギリス製のシャッターが初めて設置されました。国産最初のシャッターは、1903年に製造されました。
シャッターとは?

シャッターとは、カメラにおいて、光をレンズに入射するか遮断する、開閉式の板のことです。シャッターは、写真撮影中に露光を制御する重要な役割を果たします。カメラによっては、複数のシャッターを備えているものもあります。一般的には、レンズシャッターとフォーカルプレーンシャッターの2種類があります。レンズシャッターはレンズに内蔵され、一方フォーカルプレーンシャッターはカメラボディ内に設置されています。シャッターは、写真撮影の露出制御において不可欠な要素です。
シャッターの種類

シャッターの種類
シャッターには、その構造や用途によってさまざまな種類があります。主なタイプを以下に紹介します。
-横引きシャッター- 壁の内側に収納され、横に引き出して開閉します。省スペースで、高い防犯性と耐候性を備えます。
-縦引きシャッター- 窓やバルコニーなどの開口部に縦に下げて開閉します。狭い場所や、横幅の広い開口部に適しています。
-ロールシャッター- スチールやアルミのスラットで構成され、上に巻いて開閉します。コンパクトで、防犯や遮光性に優れています。
-オーバースライダーシャッター- 屋根の軒下に収納され、上に向かってスライドして開閉します。大型店舗や倉庫などの大きな開口部に適しています。
-スクリーンシャッター- 光を遮りながら風を通す、メッシュ状の素材を使用したシャッターです。通気性とプライバシーの確保に役立ちます。
シャッターの設置場所

シャッターの設置場所は、その機能や目的に応じて大きく異なります。最も一般的な設置場所は、住宅や店舗などの開口部です。住宅では、窓や玄関に設置され、防犯やプライバシーの保護、日差しや風の遮断に役立ちます。店舗では、お店の正面や入り口に設置され、防犯や商品の保護、目に止まるサインとしての役割を果たします。また、格納庫や工場などの大型施設では、大型のシャッターが設置され、広範囲の開口部をカバーして、セキュリティや作業環境の確保に貢献しています。さらに、シャッターはガレージや車庫にも設置され、車両の安全と天候からの保護を提供します。
シャッターの開閉方式

-シャッターの開閉方式-
シャッターの開閉方式には、大きく分けて「巻き込み式」と「上げ下げ式」があります。巻き込み式は、シャッターを巻き取って収納する方式で、一般的な住宅や店舗でよく使用されています。上げ下げ式は、シャッターを上下に動かす方式で、主に工場や倉庫など、大きな開口部を必要とする場合に使用されます。この2つの方式は、それぞれにメリットとデメリットがあります。
巻き込み式は、開閉がスムーズで、場所を取らないというメリットがあります。ただし、シャッターを巻き取るので、収納スペースが必要です。上げ下げ式は、大きな開口部を必要とする場合に適していますが、開閉に時間がかかり、収納スペースも必要です。
シャッターの歴史

シャッターの歴史 シャッターは、古代エジプト時代にドアや窓を閉じる目的で、葦や竹などの植物の茎を編んで作られたのが始まりとされています。その後、中世ヨーロッパでは、鎧兜を想起させる板金製のシャッターが登場しました。産業革命以降は、金属製の引き戸タイプや巻き上げ型のシャッターが開発され、耐候性や防犯性に優れた現代のシャッターへと進化を遂げてきました。