パーテーションとは?家とインテリアの用語

良い家をつくりたい。
パーテーションについて教えてください。

建築とインテリア研究家
パーテーションとは、部屋を仕切る壁や間仕切り壁のことです。固定式の壁だけでなく、収納家具を間仕切りにすることもあります。それを「可動式家具」と呼びます。

良い家をつくりたい。
なるほど、収納家具もパーテーションになるんですね。

建築とインテリア研究家
はい、オフィスや医療機関では、腰の高さ程度の収納を兼ねたオフィス家具や、パイプ・布などで構成される簡易式間仕切りもパーテーションと呼ばれています。
パーテーションとは。
住まいづくりでよく使われる用語「パーテーション」とは、部屋を仕切る壁のことです。壁だけではなく、収納家具を間仕切りとして使うこともあります。これを「可動式家具」と呼びます。
また、オフィスや病院などでは、腰ほどの高さで収納もできるオフィス家具や、パイプや布でできた簡易的な間仕切りもパーテーションと呼ばれています。
パーテーションの定義

パーテーションとは、部屋を仕切り、スペースを分割する建築要素です。壁と同様に建物の構造の一部となりますが、壁とは異なり、取り外し可能または可動式です。パーテーションは、プライバシーの確保、スペースの効率的な活用、視覚的な興味の付与など、さまざまな用途に活用できます。
部屋の仕切りとしてのパーテーション

部屋の仕切りとしてのパーテーションは、間取り変更やプライバシーの確保などに用いられる機能的なアイテムです。簡易的なものを除き、ウォールパネルやアクリル板など、さまざまな素材で作られているのが特徴です。また、日本の伝統的な間仕切りとして使用されてきた障子や襖など、趣のあるものもあります。パーテーションは、空間を柔軟に区切ることができ、部屋のレイアウトや雰囲気をがらりと変えるのに役立ちます。
可動式家具としてのパーテーション

パーテーションは、可動式家具としても活用できます。折りたたみ式やキャスター付きのパーテーションを選択すると、必要なときに簡単に部屋を区切ることができます。また、デスクや収納棚が組み込まれたパーテーションなら、機能的なワークスペースや収納スペースを確保できます。可動式家具としてのパーテーションは、スペースを効率的に利用したり、間取りを柔軟に変えたりするのに便利です。
オフィスや医療機関におけるパーテーション

オフィスや医療機関では、パーテーションがプライバシーや効率性の確保に欠かせない要素となっています。オフィスでは、仕切りや境界線として使用され、ワークスペースを個別に区分けすることができます。これにより、集中力が高まり、騒音や雑念からの影響が軽減されます。
また、医療機関では、パーテーションが患者同士のプライバシー保護や感染防止の役割を果たしています。診察室や検査室を仕切ることで、患者が安心して治療を受けられる環境を整えることができます。さらに、医療従事者の作業効率を向上させるため、薬局や受付スペースをパーテーションで区切るケースもあります。
パーテーションを選ぶ際のポイント

パーテーションを選ぶ際には、用途や設置場所に合ったものを選択することが重要です。まず、空間を仕切るか、視線を遮る必要があるかを考慮します。プライバシーを確保したい場合は、不透明な素材を使用したパーテーションが適しています。また、部屋の明るさや開放感を保ちたい場合は、ガラスや半透明の素材が効果的です。
次に、パーテーションを設置するスペースや形状を確認します。壁や天井に固定するタイプ、間仕切りとして使うタイプ、部屋の形状に合わせて調整できるタイプなど、さまざまな種類があります。設置したい場所のサイズや形状に合ったものを選びましょう。
さらに、素材やデザインも考慮します。木製のパーテーションは温かみがあり、インテリアに調和します。金属製のパーテーションは耐久性が高く、スタイリッシュな印象を与えます。また、パーテーションのデザインは部屋の雰囲気を左右するため、全体のインテリアバランスに合わせて選びましょう。