塩ビ壁紙を徹底解説!特徴や種類、選び方まで

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塩ビ壁紙を徹底解説!特徴や種類、選び方まで

良い家をつくりたい。

先生、『塩化ビニル樹脂系壁紙』ってどういうものですか?

建築とインテリア研究家

塩化ビニル樹脂系壁紙は、主素材に塩化ビニル樹脂を使っているか、表面に20g/㎡以上の塩化ビニル樹脂を使ったプラスチックを貼っている壁紙のことです。

良い家をつくりたい。

なるほど、塩化ビニル樹脂が使われている壁紙ですね。特徴はありますか?

建築とインテリア研究家

はい、塩化ビニル樹脂系壁紙は耐久性が高く、水や汚れに強いのが特徴です。また、豊富なデザインやカラーバリエーションがあるので、さまざまなインテリアに合わせることができます。

塩化ビニル樹脂系壁紙とは。

「塩ビ壁紙」とは、住宅やインテリアで使われる壁紙の一種で、主に塩化ビニル樹脂を使用しています。表面が塩化ビニル樹脂でコーティングされており、その量が1平方メートルあたり20グラム以上の場合も塩ビ壁紙と呼ばれます。

塩化ビニル樹脂系壁紙とは?

塩化ビニル樹脂系壁紙とは?

塩化ビニル樹脂系壁紙とは?」

塩ビ壁紙とは、塩化ビニル樹脂を主成分とした合成樹脂系の壁紙です。塩化ビニル樹脂はプラスチックの一種で、耐水性、耐薬品性、耐候性に優れています。このため、塩ビ壁紙は一般的な紙の壁紙よりも耐久性に優れており、水回りや汚れやすい場所でも使用できます。また、塩化ビニル樹脂に難燃剤が添加されているため、燃えにくく、火災時の安全性を高めます。

塩化ビニル樹脂系壁紙の特徴

塩化ビニル樹脂系壁紙の特徴

塩化ビニル樹脂系壁紙の特徴

塩化ビニル樹脂系壁紙は、耐水性と耐汚性に優れることが特徴です。表面がツルツルしているため、汚れが付きづらく、水拭きで簡単に汚れが落とせます。また、燃えにくい性質を持ち、火災時に延焼しにくいのも特徴です。さらに、価格が手頃で、比較的安価に施工することができます。ただし、通気性が悪く結露が発生しやすいというデメリットもあります。

塩化ビニル樹脂系壁紙の種類

塩化ビニル樹脂系壁紙の種類

塩化ビニル樹脂系壁紙には、さまざまな種類があります。主なものとしては、

塩ビ織物壁紙織物生地を塩化ビニル樹脂でコーティングしたものです。風合いが良く、耐久性にも優れています。
発泡塩ビ壁紙塩化ビニル樹脂に発泡剤を加えて加工したものです。厚みがあり、触ると柔らかな感触があります。
塩化ビニルオレフィン壁紙塩化ビニル樹脂にオレフィン系樹脂をブレンドしたものです。耐水性と耐久性に優れ、キッチンやトイレなどの湿度の高い場所にも適しています。
塩ビ化粧シート塩化ビニル樹脂を薄くシート状に加工したものです。壁だけでなく、家具や建具にも貼ることができます。

塩化ビニル樹脂系壁紙の選び方

塩化ビニル樹脂系壁紙の選び方

塩化ビニル樹脂系壁紙を選ぶ際には、用途や好みに応じた種類を選択することが重要です。塩ビ壁紙にはさまざまな表面加工があり、質感や見た目が異なります。つるつるとした表面、エンボス加工された表面、布のような質感の表面などがあります。また、耐水性や耐熱性などの機能性を考慮することもできます。用途に応じて、浴室やキッチンなど、水や熱に強い壁紙を選ぶ必要がある場合があります。さらに、デザインや色も部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。さまざまな柄や色が用意されているので、インテリアスタイルや好みに合ったものを選んでください。

塩化ビニル樹脂系壁紙の注意点

塩化ビニル樹脂系壁紙の注意点

塩化ビニル樹脂系壁紙の注意点

塩ビ壁紙のメリットは数多くありますが、注意すべき点もあります。まず、塩ビ樹脂は可燃性が高い素材であり、火災時には有毒ガスを発生させます。その性質上、防火性能に優れた場所で使用することはできません。また、通気性が悪いため、湿気がこもりやすくカビが発生しやすくなります。そのため、換気が十分に行われる場所での使用が望ましいでしょう。さらに、塩ビ壁紙は紫外線に弱いため、長期間日光にさらされると劣化して変色や破れが生じやすくなります。日光が当たる場所での使用は控えましょう。

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